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日高報知新聞

廃線の浦河駅で写真展「日高本線の軌跡~浦河に鉄道がある情景~」

 浦河町立郷土博物館主催の企画展「写真展 日高本線の軌跡 浦河に鉄道がある情景」が、2月27日から昌平駅通のJR浦河駅待合室で開かれている。入場無料。

 JR日高線(鵡川―様似間)は3月末日に廃止され、4月から新たな交通体系としてバス転換される。昭和12年の苫小牧―様似間の全線開通以来、地域交通や物流を支えてきた日高線が約80年の歴史に幕を閉じることから、日高本線の歴史や地域との関わりを写真パネルで振り返る。

 展示は写真が趣味の男性町民や、町内で写真店を営んでいた男性から町郷土博物館へ寄贈された町や博物館所蔵の34点。

 「日高本線の歩み」年表のほか、「浦河駅開通式」(昭和10年)の様子、現在の浦河第一中そばの遮断機も警報機もない踏切を蒸気機関車が通過しようとしている「堺町の踏み切り」(同33年)、年末の帰省により人でごった返す「浦河駅」(同57年ごろ)、「東町仮乗降場で下車する浦高生」(同52年)、転勤のため浦河から離れる人の見送りでホームに人があふれる風景(同39年)、西幌別の石灰工場横を通り日高幌別駅に向かう電車の奥では、西幌別を通過する札幌冬季五輪の聖火リレーと思われる様子(同47年)など、昭和30年代~50年代物を中心に展示されている。

 「懐かしい」と話す人や「無くなるのは寂しい」と目を潤ませながら見入る人、持参したカメラで写真におさめる人など、老若男女問わず人が訪れていた。

 展示は4月4日午後4時まで。

浦河駅内で開かれている写真展

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