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苫小牧民報

夢に向かって挑戦 苫駒大から改称 北洋大入学式 1期生31人でスタート

苫小牧市内唯一の4年制大学で今月、苫小牧駒沢大学から校名を変更した北洋大学(錦西町)の入学式が4日、同大学であった。国際社会でも活躍できる人材の育成を柱に新たなスタートを切り、1期生31人(転入生1人含む)の入学を祝福した。

新生・北洋大学の1期生を迎えた入学式

 従来の国際文化学部キャリア創造学科に今年度から英語、中国語、日本語の各コースを新設。語学力やビジネス能力を習得できる教育の機会を提供する。また、日本の大学への進学を目指す留学生に日本語や日本文化を教える「留学生別科」を開設し、今年度は6人が入学する。

 式は入場時の検温など新型コロナウイルス感染症対策が取られる中、コロナの影響で入国できなかった留学生を除く、新入生24人が出席した。

 初代の奥村訓代学長は▽自分を信じる▽夢と希望を持つ▽過去にとらわれない―との言葉を贈り、「この三つをこれからの学校生活のよりどころにしてもらいたい。私たちも、この手でよい大学をつくりたいと思います」と力を込めた。

 新入生を代表して、札幌市の北星学園女子高校出身の小久保瑞希さん(18)は「私たちの前に立ちはだかるコロナウイルスという壁に臆することなく、さまざまなことに挑戦し、自分たちの夢に向かって日々、努力します」と誓った。

 式終了後に会場前で新入生同士が記念撮影を楽しむ光景も見られた。和歌山県出身の玉置真都(まなと)さん(18)は「野球部に入り、まず、頑張りたい。大手企業への就職も目指したい」と声を弾ませる。

 常勤の教員は約半数を語学系中心に入れ替え、平均年齢も20歳ほど若返る。新たに着任した植田尚樹専任講師(33)は音声学やモンゴル語が専門で「学生たちが興味を持ち、自ら学んでいけるような授業をしたい」と意欲を示した。

 ただし、今年度は入学定員の75人には届かず、厳しい再出発となる。同大学を運営する京都育英館の松尾英孝理事長は今後、eスポーツやドローン(小型無人飛行機)などを学べる科目を開設する考えで「若者たちに注目され、全国からこの大学を目指してやってくるようにしたい」と強調。同法人が手掛ける京都看護大学のノウハウを生かし、サテライトキャンパス開設の可能性も引き続き探っていくとし、「あと2、3年で定員通り、それ以上の入学生を迎えられるように努力する」と述べた。

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