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苫小牧民報

アイヌ政策推進交付金で10事業展開 予算1億7000万円 伝統手工芸の担い手育成 白老

白老町は国のアイヌ政策推進交付金を活用し、2021年度もアイヌ文化振興関連などの事業を展開する。交付申請した胆振管内8市町の中で、白老町は最大の1億7000万円の予算を確保。伝統手工芸の担い手育成や民族共生象徴空間(ウポポイ)の利用促進PR、地元アイヌ文化の伝承機能を持つ新生活館の基本設計作りといった10項目の事業を組み立てた。

 交付金制度は19年5月施行のアイヌ施策推進法で創設。白老町には19年度に7500万円、20年度に1億6200万円が交付され、アイヌ関連事業を実施した。21年度については申請した10事業に対し、1日に予算交付が決定した。

イオル再生で今年度もアイヌ文化体験行事を展開 =今年2月、冬の山猟体験

 文化振興関連では、イオル(伝統的な文化・生活の場)再生活動として一般社団法人白老モシリによる伝統文化の体験事業を引き続き展開。白老アイヌ協会が実施主体となった伝統手工芸の担い手育成も継続実施する。また、町は児童生徒のアイヌ文化理解促進に向け、小中学校でアイヌ文化の体験機会や伝統食材の郷土給食を提供する。

 町が実施主体となった地域・産業振興事業では、ウポポイや白老への誘客促進を目指した道内外でのプロモーション活動、アイヌ文化・地域資源活用の観光プログラム造成や商品開発などを実施。地元アイヌ文様などの知的財産を保護するルール作りを進める。白老駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)を会場に、ウポポイ見学などで来町した観光客へアイヌ文化や地元の食をアピールするイベントも展開する。

 また、アイヌ文様を車体にラッピングした地域循環バスの運行や、急病の観光客に対応する医療体制整備も継続する。

 さらにコミュニティー活動支援事業では、町が23年度をめどに予定している白老生活館(高砂町2)の改築に向け、施設の構造・構成を示した基本設計を作成。白老アイヌ文化の伝承と発信機能を持たせた多機能型生活館とする方向で設計作りを進める。小中学校に学習支援員を配置し、児童生徒の学力向上の取り組みも続ける。

 交付金は、市町村がアイヌ施策推進の地域計画を作成し、国の認定を受けた計画の事業に対して支給される。交付対象の事業については、国が費用の80%を負担する。胆振管内では今年度、白老町をはじめ苫小牧市(430万円)、登別市(1億170万円)、室蘭市(360万円)、伊達市(1790万円)、むかわ町(400万円)、洞爺湖町(940万円)、豊浦町(1億4560万円)の8市町に交付される。

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