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日高報知新聞

浦河港防波堤整備着々と【浦河】

 道開発局室蘭開発建設部は、2025年度完成を目標に浦河港で総事業費100億円以上の防波堤整備事業を進めている。24日には港内の内港防波堤に設置する本体となるコンクリート製のケーソン1函(長さ20㍍、奥行き11㍍、高さ9・8㍍、重量約1100㌧)のコンクリ最終打設があった。

 浦河港の静穏度の向上で、船舶の安全性向上や荷役作業の効率化を図る事業として1995年に着工。港の外の西島防波堤(延長100㍍)と港内中央の内港防波堤(現在60㍍、完成時120㍍)を整備している。  本年度のケーソン製作・関連工事は、新ひだか町三石の酒井建設が受注。5~6月にかけ、升形で空洞内部に仕切りがあるケーソンの打設作業を行ってきた。

 浦河港を整備する室蘭開発建設部浦河港湾事務所によると、製作したケーソンは、早ければ7月9日ごろに台船で移動して北防波堤付近に仮置きし、来年度以降に内港に設置する予定。ケーソン上部の蓋ブロックなども製作する。  その他の同港整備を含めた同港本年度事業費は2億1000万円。うち浦河町が事業費の15%を負担している。防波堤整備の1995年度から完成までの総事業費は約101億6000万円。

【浦河港の歴史と役割】

 浦河港の港湾整備は1921年(大正10年)の修築事業の着工から始まり、1953年(昭和28年)に地方港湾の指定を受け、日高管内の拠点港として位置づけられ、今日に至っている。

 地方港湾の指定以降は、商港と主要漁港を兼ね備えた地域開発拠点港として港湾の拡張工事が続けられ、現在ではサケ定置網や底引網など豊富な漁場を持つ水産業のほか、製鉄の副材料として欠かせないかんらん岩の国内向け搬出など、地域の産業を支える物流の拠点として重要な役割を担っている。  浦河港は北海道と関東地方を結ぶ最短距離に位置。日高地方の海上物流拠点として、また、地域唯一の防災拠点として緊急物資や避難住民輸送の役割も担うことが期待されている。

 2019年度の浦河港の取扱貨物は27万2000㌧で、2010年代に比べ2倍以上になっている。

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