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日刊留萌新聞

倒壊から4年留萌港の西防波堤に新灯台設置【留萌】

留萌港の西防波堤に再建して設置された南灯台

 平成29年12月、発達した低気圧による影響で留萌港西防波堤の南灯台が倒壊。これを受けて第一管区海上保安本部(小樽市)、留萌開発建設部が建設作業を進めてきた新しい南灯台の設置工事が27日、同防波堤の現地で行われ、白く真新しい新灯台が防波堤の南端にそびえ立った。今後は機械の搬入、電気系統の接続などの工事が進められ、10月中旬~下旬の点灯開始を予定。約4年ぶりとなる新灯台再点灯によって船舶の安全航行が見守られていく。

 倒壊した旧灯台は、昭和50年10月13日に設置した航路標識。鉄筋コンクリート造で高さ約16メートル、直径約2.7メートル。黄金岬付近から北に約1.8キロメートルの距離にあった。平成29年12月26日に発達した低気圧の影響による強風や高波の影響で、土台を含む高さ約3メートルの部分を残して倒壊。以降、留萌海上保安部が水面から高さ約7.4メートルの簡易仮設灯台を設置していた。

 新灯台の建設は、既設防波堤の老朽化が著しいことから、留萌開発建設部が令和元年から3カ年で堤頭部の改良工事を進め、周辺に消波ブロックを設置。灯台を建てる土台となる基礎コンクリートを造成した。

 一方、新しい南灯台は一管本部が再建。今年5月に発注し、南防波堤の岸壁で約3カ月をかけて鉄筋コンクリート製の高さ約14.3メートル、直径約2.9メートルで重さ約145トンの灯台を製作。建設費は約3千万円。

 灯器はLED照明。灯質(光り方)は6秒ごとに2閃光(緑色)で、光りの強さ(明るさ)は390カンデラで旧灯台の1.3倍となり、光りの到達距離は約キロで旧灯台を約1キロ上回る。電源はソーラーパネルによる太陽電池装置、蓄電池で、薄暗くなるとセンサーで自動点灯する。

 設置作業は、灯台を積んだ大型船が同日午前7時に留萌港を出港し、沖合約2キロ離れた同防波堤の南端に運搬。クレーンで基礎コンクリート製の台座に下ろされ、隙間にコンクリートを流し込んで固定した。

 新しい灯台は、海水面から灯火中心まで約17メートルメートル、防波堤上から灯台頂部まで約17.6メートルの高さ。旧灯台と比べて1.4メートル、1.8メートルそれぞれ上回っている。

 道内に約360基設置する灯台の中で、港の灯台としてはほぼ最大級という新灯台について一管本部は「コンクリート灯台は耐用年数が50年といわれているが、今回は、鉄筋量を増やしコンクリートの質も良くなっており、風や波にも強く50年以上は使用が可能」と話している。

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