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日高報知新聞

町民がしあわせな町づくり【様似】

【様似】現職の引退で新人3人が立候補した9月26日投開票の町長選で初当選した荒木輝明新町長(65)が11日、初登庁して第7代町長に就任した。

職員へ初めて訓示を行う荒木新町長(右)

 午前8時45分に登庁した荒木町長は、役場庁舎入り口で木下行宏副町長ら町と日高東部消防組合員の職員ら100人の拍手で出迎えられ、町職員から花束を受けた。

 会議室で100人の職員を前に「町政を停滞させることなく、町のさらなる発展と町民の幸せを実現し、次の世代によりよい形でしっかり繋いでいかなければならない思いで町長選へ出馬を決めた。町民が望んでいた形かどうかはわからないが、21年ぶりの選挙となった」。

 「町内をくまなく歩き、感じることが多くあり、41年5カ月の公務員人生で知らないことや、知らせていないことが多々あったと思った。回っている中で何よりも多かったのは、私を知らない町民が数多くいるということ。公務員生活で限られた対象者との仕事でしかなかったことを痛感した。各家庭を訪問してあいさつしていく中で、『あなたは誰ですか』『どこのどなたですか』と言われたことが多かった。私たちの仕事は大半が用事があって役場へ来る人たちとの間での仕事。町民の大多数の人たちの接点は少ないことを痛烈に感じた」。

 「職員の皆さんには、もっと地域に出てもらい、地域の人と地域で営まれている仕事や生活を知ることで、自分たちのしている仕事がどこで、誰のためになっているのかを知る機会を得られると思うからこそ、町職員の副業の解禁を行う」。

 そして「『町民がしあわせを感じられる町づくり』の公約を原点に、チャレンジと行動をふるさと様似のために発揮してまいりたい」と抱負を語り、「私たちの愛するこのまちの将来を築く取り組みを、町民と私たちで共に歩んでいきたい。一人ひとりが町民のために仕事をすることを期待している」と訓示を述べた。

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