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室蘭民報

大築さん二科展入賞 「絵画」会員賞に輝く【室蘭】

二科展会員賞の盾を持つ大築さん

大築さんの「窓」(100号)=提供写真

 室蘭市水元町の大築笙子(しょうこ)さん(74)=二科会・全道展会員=が、全国的な公募展「第105回二科展」の絵画部門・会員賞を受賞した。ライフワークとして描き続けている「窓」シリーズでの受賞で、「思いがけず賞をいただき、うれしいし驚いた」と喜んでいる。

 大築さんは八雲町出身。室蘭の画家、熊谷善正氏=1918~87、二科会・全道展会員=に師事したことがきっかけで、本格的に油絵に取り組み、2003年(平成15年)に二科展の絵画部門・上野の森美術館奨励賞、10年に全道展65回記念大賞を受賞。16年に二科会、17年に全道展の会員に推挙されている。

 会員賞を受賞した「窓」は、今年1月から4カ月かけて制作。当初は全道展へ出品したものの、作品の出来に納得ができず、窓の外側の色を緑から白に変更するなど印象を一変させた。

 大築さんは下絵を描かず、「心のゆくままに描く」スタイル。色使いは年々変化しており、今回も窓の中を赤で統一するなど、新たな試みを行っている。作品は心象風景で、「解釈は見る人の想像にお任せします」という。

 受賞作品は、11月16~28日に幸町の市民美術館で開催される個展で展示する予定。「これからも“心の窓”を描き続けていきたい」と意気込んでいる。

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