キックオフイベントのラジオ番組に出演した（左から）高橋さん、池田直樹さん

　地球温暖化防止を考えるイベント「はこだてエコライフ展２０２１」（函館市など主催）が２１日、函館コミュニティプラザ（Ｇスクエア、シエスタハコダテ内）で始まった。初日は「２０５０年（約３０年後）の脱炭素なまち・函館」をテーマにラジオ番組も生放送し、市民の関心を高めた。

　ＦＭいるかで生放送されたラジオ番組には、道教育大函館校の学生団体「アースデイ函館実行委員会」代表の高橋あかりさんと、函館フーズプランニング代表の高野信子さんをゲストに招き、北海道地球温暖化防止活動推進員の池田直樹さんと池田誠さんと意見を交わした。

　高橋さんは海洋プラスチック問題について「プラから切り替わっている紙ストローはふやけやすくて使いづらいが、海を守るためには必要なこと。一つ一つの行動にどんな意味があるのかを紹介し、環境保全につなげたい」とした。

　２８日までの期間中、同会場にはエコライフなどを紹介するパネルを展示。午前１０時から午後８時には、シエスタハコダテ館内各所に設置されたエコライフに関するクイズに答えると、先着２００人にエコバッグやエコボトルなど１点をプレゼントするクイズラリーもある。展示は午前９時半～午後９時半（最終日は同７時まで）。