北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

十勝毎日新聞

路線バスにデジタル看板 十勝バス 収入増に期待【帯広】

バス車内に設置されたデジタルサイネージと長沢事業本部長

 十勝バス(帯広市、野村文吾社長)は路線バスの車内にデジタルサイネージを設置し、帯広市内の企業広告や自社の情報をモニターで発信する。22日に試験運用を始め、29日から本格稼働する。バス利用者へのサービス向上を図るとともに、新型コロナウイルスで減収となる中、新たな収入源としたい考え。

 同社によると、道内の路線バスでデジタルサイネージを導入するのは珍しい。大空団地線4台、循環線4台、音更線2台の計10台のバスに導入し、運転手後ろに設置する。モニターのサイズは21インチ。現在は帯広市内の福祉施設、歯科、仏壇店など7社の広告を流すほか、十勝バスのバス情報や、同社が手掛けるハウスクリーニングなどの生活支援事業、帯広市大空地区にオープンした焼き肉店の情報などを発信する。

 交通広告事業などを展開する表示灯(本社名古屋市)がモニターを設置し、営業活動を担う。現在は十勝バスが同社から年間利用料を得る仕組みとなっている。

 十勝バスの長沢敏彦事業本部長は「通常のポスターと違って動きがあり、目が行くので、情報がより伝わりやすくなる。バスに乗ることの価値を高めるとともに、新たな収入源として路線バスの維持にも役立てたい」と話している。今後、導入台数を増やしていく予定。

関連記事

苫小牧民報

町民に浸透 まなびお図書室 早来公民館図書室時代の4.7倍

安平町教育委員会は、町早来地区の小中一貫義務教育学校「早来学園」内にある図書室(通称まなびお図書室)の2023年度利用実績をまとめた。利用者数は2万805人で、比較可能な21年度の早来公民館図書室...

苫小牧民報

障害者の芸術イベント アール・ブリュット、苫小牧の2人も活躍

苫小牧市文化会館で3月に開かれた芸術イベント「アール・ブリュットin苫小牧2024」(苫小牧の文化と福祉を考える会主催)では、市内在住のアーティスト2人も活躍した。迷路作家の村川信也さん(50)と...

十勝毎日新聞

道の駅おとふけ来場128万人 2年目も好調【音更】

 音更町内の「道の駅おとふけ」(なつぞら2、愛称・なつぞらのふる里)が、15日に新築移転オープンから丸2年となった。2年目は、年間来場者数が128万2896人(対前年比14.9%減)で、開業初年(...

十勝毎日新聞

観光庭園に春到来 今季営業スタート【幕別・清水】

本格的な春の到来を思わせる陽気となった20日、十勝地方の観光庭園が一斉に今季の営業を始めた。訪れた入園者たちは、咲き誇る花々や木々の芽吹きを楽しんでいた。 45品種の花が出迎え 15周年迎えた十...

十勝毎日新聞

第30代青空レディ 藤田さん野口さん就任【十勝】

 十勝の魅力をPRする2024年度「第30代とかち青空レディ」に、帯広市の藤田真知さん(33)と野口香織さん(44)が就任した。19日に帯広競馬場で認証式・引継式が開かれ、活動を始めた。  ...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス