名寄で局地的大雪・急激な降雪に市民驚く【名寄】
名寄市内では24日、局地的な大雪に見舞われた。市民たちは急激な降雪に驚いているともに、除雪作業でも大慌てになっている。
アメダスによると、24日正午現在の積雪深は名寄59センチ、美深39センチ、下川11センチ、朱鞠内80センチ、幌加内46センチ、音威子府27センチ、和寒5センチ、西興部ゼロ。
名寄の積雪深は平年の4倍以上。11月としては1985年11月30日以来(71センチ)過去2番目の多さとなった。
雪は23日早朝から降り始め、同日昼はうっすら積もる程度だったが、同日夜になって降雪量が格段に増え始め、24日早朝には車が埋もれるほどの積雪となり、大雪警報も発令された。
雪雲が名寄や朱鞠内などで局地的に流れ込み、とどまっていることが影響し、降雪量が非常に多く、積雪深も急増。一方、雪雲から外れた下川などでは降雪が少なかった。
国道や道道、市道では今シーズン初の除雪車が出動したが、除雪しても、すぐに雪が積もってしまう状態。
名寄市内の小中学校は全て休校。高校は名寄、名寄産業とも考査が重なり、通常通りの授業が行われたが、数人がやむを得ず休んだとのこと。
市内のごみ収集は大雪や道路の吹きだまりの影響で全く収集できなかったり、遅延が生じた。JRは一部の普通、快速列車で運休している。
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