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苫小牧民報

笑顔広がるイチゴ農園「大地のトビラ」 来月プレオープン、障害者の就労継続支援施設も兼ねる

さまざまな品種のイチゴを摘み、その場で味わうことができる観光農園「大地のトビラ」が12月中旬、苫小牧市明徳町にプレオープンする。市内の合同会社未来のトビラが運営する施設で、来春からは障害者を受け入れて就労継続支援施設としても機能させたい考え。同社の代表社員の三村雄平さん(29)は「障害者に限らず、地域の子どもや高齢者が集う場にしたい」と意気込む。

観光農園「大地のトビラ」の立ち上げ準備を進める三村さん

 同社は2018年4月、障害児や発達に支援を要する子どもを対象とした放課後等デイサービス「未来のトビラ」を市内錦西町に開設。小学生から高校生までの子どもを1日10人まで受け入れ、療育や集団活動、生活訓練などを行っている。

 昨年、新たに就労継続支援施設の立ち上げを計画し、事業内容を模索する中、三村さんは青森県おいらせ町にある就労継続支援施設を見学。障害者が自信とやりがいを持ってイチゴ栽培に打ち込んでいることに加え、地域住民が気軽に立ち寄り、交流を楽しむ拠点として機能している様子に感銘を受け、自分たちの施設でもイチゴの観光農園を手掛けることを決断した。

 今年2月ごろ、準備を開始。明徳町に取得した用地に2棟のビニールハウスを設置し、12月15日のプレオープンを目指し、「紅ほっぺ」や「とちおとめ」「天使のいちご」など8品種の苗3000株を栽培している。

 就労継続支援施設として障害者を受け入れ、本格的に事業をスタートさせる時期は、来年4月を想定。イチゴ栽培のほか、収獲したイチゴや加工品の販売なども予定している。施設を利用する障害者一人ひとりの思いに沿い、担当する仕事を振り分ける考えだ。

 農園内には客や障害者のほか、地域住民らが集まり、交流を楽しむことができるコミュニティースペースも設置する計画。地元の高校生にも施設を積極的に活用してもらいたい考えで、高校生によるイチゴを使った商品開発なども構想中だ。

 三村さんは「就労継続支援施設を軸とした地域コミュニティーの形成が大きな目標」と強調。「みんなが集まり、笑顔になれるような場所にしたい」と意気込む。

 観光農園「大地のトビラ」は毎週土日に、完全予約制で営業する。30分間食べ放題で、冬期料金は大人1800円、中学生以下1300円(3歳以下無料)。

 予約、問い合わせは未来のトビラ 電話0144(61)5600。受付時間は、平日9時~午後4時45分。

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