【新冠】北海道日本ハムファイターズベースボールアカデミーの野球教室が20日、町スポーツセンターで開かれ、新冠野球スポーツ少年団（関口隆監督、部員23人）と新冠中野球部（佐藤公亮顧問、９人）が、元ファイターズ選手でアカデミーのコーチを務める牧谷宇佐美さん（41）と村田和哉さん（36）から上達に必要な野球の基本を学んだ。

　プロ野球選手を夢見る子どもたちとファイターズの選手らがふれあう野球教室を、毎年各地域で開催している。

　投手（９人）と守備（23人）に分かれ練習。

　牧谷コーチは、投球フォームを基礎から説明、早く投げるには日頃から胸をはるなどの体感トレーニングについて指導。

　村田コーチは守備を担当、しゃがんで体重移動する。バランスをとると姿勢がよくなるなどの基礎を指導。

　それぞれの練習の後、最後に全員で打撃練習を行いレベルアップを目指した。

　村田コーチは「練習していて、うまくいかないこともある。自分でダメだと決めつけないで前に進んでほしい」と呼び掛けた。

　新冠中の佐藤顧問は「この教室を機会にそれぞれがレベルアップして頑張ってくれたらとうれしい」と期待を込めた。

　参加したスポーツ少年団の関口斗真（とうま）君＝新冠小６年＝は「普段の練習では教われないようなことをたくさん教えてもらった。今後につなげて上手い選手になりたい」と笑顔で話した。

牧谷コーチが投球フォームの基礎を説明