心込めて茶道に挑戦 児童絵付けの茶わんで 利別小【池田】

茶のたて方を学ぶ児童。左は講師の早苗さん
今年度末に閉校する利別小学校(猪股宏亮校長、児童63人)で26日、茶道体験が行われた。6年生9人が日本の伝統文化に触れ、おもてなしの心について理解を深めた。
2008年ごろから毎年実施しているが、昨年はコロナ禍で中止したため2年ぶり。児童に茶道の心得を熱心に伝えてきた町内の茶道家の島影末子さんが昨年亡くなり、弟子に当たる竹中洋子さん(71)と鈴木豊子さん(80)=ともに町内在住=、早苗晶子さん(62)=幕別町在住=が講師として協力した。
竹中さんが「茶道は季節感を大切にすること」と呼び掛け、鈴木さんが茶わんの正面や飲み口について説明し、早苗さんが茶席の心得と実技を指導した。早苗さんの指導の下、児童は実際に茶道具を使って一連の流れを学び、「シャカシャカ」と音を立てながら気持ちを込めて茶をたてた。
茶わんは児童が町いきがいセンターで6~8月に素焼きや絵付けをし、10月に本焼きして完成させたものを使用。茶道を初めて体験した男児(12)は「お茶の奥深い話を聞き、茶道の流れを覚えるのが大変だった。機会があれば親しい人にお茶をたててみたい」と話していた。
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