北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

十勝毎日新聞

めむろ未来学 事例を共有 町教育研究所が中間報告【芽室】

 芽室町教育研究所(所長・阿部立芽室西小校長)は、2020年度から3カ年での構築を目指す町の教育指針「めむろ未来学」について、中間報告をまとめた。町内小・中学校の教員や関係者の間で進捗(しんちょく)状況を共有し、3年目の磨き上げにつなげたい考え。

中間報告書を手にする(左から)阿部所長と、副所長の日根野郁代芽室南小教頭

 「めむろ未来学」は町内の小・中学校9年間で取り組む教育課程。食や農、自然などさまざまな地域資源を題材に、「探究」「提案」「発信」型の学びを重ねることで、ふるさとに愛着を持ち、次代の芽室を担う人材を育てることが狙い。

 従来から各校で取り組んできた郷土学習や食育などの取り組みに加え、国語や英語、社会、理科など幅広い教科でも芽室に絡めて学ぶことを意識。こうした芽室に関係する単元を、中学校区ごとに「めむろ未来学」の全体計画としてまとめ、小中9年間で継続的に学ぶことを目指す。

 各校では今年度までに、農家や栄養教諭が協力して進める「食農教育」をはじめ、町の魅力を調べて発表する「芽室PR大作戦」(芽室小)、芽室高校と連携した進路学習(芽室中)などさまざまな取り組みを推進。同研究所が各校の取り組みを全体計画に落とし込んだ。これらを関係者が共有するために、中間報告をまとめた。

 阿部所長は「手探りの部分が多いが、形として見える物にまとめることが必要と考えた。教職員の理解を深めることはもちろん、コミュニティー・スクールにも示し、『芽室の子どもたちをこのように育んでいきたい』ということを理解してもらうことで、地域の協力にもつながれば」と期待している。

関連記事

函館新聞

函館でサクラ満開 過去3番目タイの速さ【函館】

 函館地方気象台は23日、函館でサクラ(ソメイヨシノ)が満開になったと発表した。昨年より3日遅く、平年より9日早い観測で、記録が残る1953年以降、2021年と同じ3番目の早さだった。  五...

函館新聞

道南ものがたりジャーニーラン、8月に道内初開催【函館】

 NPO法人スポーツエイド・ジャパン(埼玉県、館山誠代表理事)は8月23~25日、道南を舞台にランニングと旅を楽しむイベント「第1回道南ものがたりジャーニーラン」を開催する。道内開催は初めてで、...

網走タイムズ

ごみのない社会を目指して 株式会社そうけん 市内や大空で清掃奉仕【網走】

 【網走】国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」に取り組んでいるそうけん(中村圭社長)が、事務所周辺の町内や北浜、女満別空港周辺などで清掃奉仕した。  中村社長や社員80人が市南7...

網走タイムズ

バイオマス発電などを視察 鈴木知事が斜網地区訪問【斜網】

 【斜網】鈴木直道知事は22、23の両日、斜網地区を訪問。「なおみちカフェ」「スクラムトーク」を開き、地域住民らと懇談した。  なおみちカフェは「地域がもっと輝く北海道」の実現に向け、鈴木知事が...

日高報知新聞

フィナンシェ「優駿の里」 特産夏いちごをふんだんに アエル売店で5月1日..

 浦河優駿ビレッジ アエル(アエル)は、町内の事業者とタッグを組み特産の夏いちご(すずあかね)をふんだんに使った、いちごフィナンシェ「優駿の里」を開発した。メイド・イン浦河にこだわった新たな土産...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス