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苫小牧民報

新成人門出祝う 芽生えた自覚 喜びの花咲く 苫小牧市

苫小牧市の2022年の成人式が9日、市民会館で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、対象者を出身中学校区で東部、西部地区に分けた2部制での開催。晴れ着やスーツに身を包んだ新成人計1131人(第1部540人、第2部591人)が参加し、マスク着用など感染対策を徹底しながら門出を祝った。

旧友との再会を喜ぶ新成人ら

 市教育委員会と、新成人8人で組織する実行委員会の主催で、昨年10月から会合を重ねて準備してきた。

 式典は昨年に引き続き、開式から閉式まで15分程度と簡略化。会場に集まった参加者には入り口にとどまらないようアナウンスされ、複数箇所の入り口で検温などを済ませてスムーズな案内が行われた。

 実行委の櫻井悠斗さん(20)と渡辺鈴花さん(20)が成人宣言し「成人を迎えることができた喜びと自覚を胸に、それぞれの個性を開花させ未来を切り開いていく」と力強く述べた。

 岩倉博文市長は祝辞で「支えてくれたすべての人に感謝し、力強い芽を出す節になってほしい」と激励。実行委員長の白石光さん(19)は今年のテーマ「開花~今、咲かせるとき~」を挙げ「今日をスタートダッシュにし、自分の能力や才能を開花させ活躍してほしい」とあいさつした。

 式に先立って行われたアトラクションでは、中学校の恩師からのビデオレターや20年間の出来事をまとめたスライドショーを上映し、参加者は静かに見入った。光洋町から参加した大学生窪美夢さん(20)は「旧友と参加できてうれしい。周りに気遣いができるような大人になりたい」と笑顔を見せていた。

 市内の新成人は前年比38人増の1461人で、式典の参加率は同8・5ポイント増の77・4%だった。今年4月から民法の改正で成人年齢が18歳に引き下げられるが、市の成人式は来年以降も20歳を対象に開催される。

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