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日高報知新聞

浦河町特別アドバイザーB☆B退任【浦河】

B☆Bへ感謝を述べた池田町長(右から2人目)ら町三役

 浦河町特別アドバイザーとして2年間の任期を終えたプロ野球北海道日本ハムファイターズのマスコット「B☆B」への退任辞令交付式が29日、町役場で行われ、池田拓町長らが町のPR活動などに尽力したことへ感謝を示した。任期は31日までだがこの日が最後の来町となる。

 北海道日本ハムファイターズのマスコットB☆Bが1年間を通してまちを応援する地域貢献プロジェクト「The HOME~B☆Bみらい大志プロジェクト」の一環で、2020年4月1日から浦河町特別アドバイザーを務める「B☆B」は31日で任期(新型コロナの影響で任期が一年延長されていた)を終える。

 B☆Bは2年間で来町回数42回、滞在日数は62日間(昨年11月末現在)にのぼり、①馬文化の発信②ふるさと納税の推進③町の魅力発信④移住体験の推進⑤子どもたちとのふれあい―の5つのミッションの下、自身のブログなどで浦河町を発信し続けた。町民乗馬大会やスケート大会にも出場し町民と多くふれあった。

 この日B☆Bは、今季の新ユニフォームを着用して役場を訪れ、池田町長や浅野浩嗣教育長、松田有宏副町長らが立ち会う中、退任辞令交付と池田町長が「2年間ありがとうございました」と感謝状を手渡した。また、町の土産として浅野教育長が池田鮮魚店の「銀聖バラエティセット」、松田副町長からところ生花の「浦河喜コンブーケ」が贈呈された。浅野教育長は「子どもたちともたくさん関わってくれてありがとうございます」と感謝していた。

 役場庁舎内全課のあいさつ回りを行ったB☆Bは職員たちから「お疲れ様でした」「お世話になりました」と声を掛けられ、名残惜しそうに役場を後にした。

 その後、日高報知新聞社本社を訪れたB☆Bは本紙の取材に対し、アドバイザー就任にいたり一番のテーマである「乗馬」は、時間をかけて取り組んだことで夏と秋の町民乗馬大会に出場できたことが特に思い出深い。2年間新型コロナの影響でイベントがなかったが、幼稚園、小中学校と全部を回り、子どもたちと触れ合えたことに喜び、腰を据えて活動できたことに満足感がある。

 任期を終えてすごく寂しい。浦河のことは常に気になる町。第2の故郷と言ってもいいくらい愛着が沸いた町。これからもブログで浦河の紹介や、後援会の活動に顔を出したり、子どもたちとふれあえる機会の創出など、せっかく出来た縁を大事にしていきたい。

 また、「町民の皆さんと過ごした時間はとっても幸せでした!」と別れのメッセージを送った。

B☆Bから別れのメッセージ

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