北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

函館新聞

年内解散よさこいチームついんくる、新作「気高き翼」披露【函館】

25周年記念演舞「気高き翼」を初披露するついんくる

 函館市のYOSAKOIチーム「ついんくる」(28人、小川公子代表代行)はこのほど、青森市で開かれたイベントに出演し、活動25周年記念演舞「気高き翼」を初披露した。代表として長年チームを支えた成田秀樹さんが昨年急逝し、ついんくるは年内解散を決めている。残された出演機会に感謝の気持ちを込め、集大成の演舞を輝かせる。

 ついんくるは、1997年、青函トンネル開通10周年を記念し結成された「JRついんくるくらぶ」が前身。2001年に現在名とし、世代を超えた感動の共有をコンセプトにした作品を送り出してきた。

 新型コロナウイルスの影響でイベントが激減している状況も続く中、昨年8月、19年間代表を務めたチームの大黒柱、成田さんが亡くなった。小川代表代行(61)は「惜しまれつつ終わりたい」と解散を決めた。

 最後の演舞として制作した「気高き翼」は、ついんくるらしい異国情緒漂う曲調に、ダイナミックな旗振りと、センスを用いた優雅な舞いと素早い衣装展開で観客を魅了する。チームは「25年間の集大成」と胸を張る。

 5日に青森市で開かれた「第15回AOMORI春フェスティバル」には県内外の16チーム約300人が演舞を披露。千歳市の炎(HOMURA)、ついんくるの道内2団体もイベントに花を添え、惜しみない拍手が贈られた。

 「出場できる大会は出場したい」と小川代表代行。コロナ禍を乗り越えた各団体が札幌に集う6月のYOSAKOIソーラン祭りに次なる照準を向け、新作の演舞に磨きを掛ける。7月には千歳市、10月は函館での道南大会と参加していく予定だ。12月4日には市芸術ホールで「ついんくる25周年解散公演」の開催を決めた。名誉代表となった成田さんの思いも乗せ、幕を下ろす日まで全力で駆け抜ける。

関連記事

苫小牧民報

「飛鳥2」5年ぶり入港 9月、出迎え行事検討 苫クルーズ振興協が総会

苫小牧クルーズ振興協議会(会長・岩倉博文市長)は22日、2024年度総会を市役所で開き、クルーズ客船1隻の受け入れを盛り込んだ事業計画を承認した。国内最大級のクルーズ客船「飛鳥2」(定員870人、総...

十勝毎日新聞

帯信金の防犯講座人気 詐欺事例、寸劇交え【帯広】

 十勝管内でも特殊詐欺事件が相次ぐ中、帯広信用金庫(高橋常夫理事長)は、被害防止のための出前講座を続けている。具体的手口を寸劇を交えるなどして分かりやすく紹介、社会貢献事業として無料で行っており...

十勝毎日新聞

サクラ開花 史上3位タイの早さ【帯広】

 帯広測候所は23日午前、帯広市内のサクラが開花したと発表した。1953年の観測開始以来、最も早かった昨年(4月20日)よりも3日遅かったが、平年(5月2日)より9日早く、1998年と並ぶ史上3...

十勝毎日新聞

ランチ復活 名物食べて トムラウシ温泉東大雪荘、27日から【新得】

 新得町屈足トムラウシのトムラウシ温泉東大雪荘は、ゴールデンウイーク(GW)に合わせ、27日からランチ営業を再開する。名物の鹿ジンギスカン定食をはじめ、エビ天そばや豚丼などを用意。4月にはサウナの...

室蘭民報

フェリー火災、緊迫の訓練 室蘭市消防本部、迅速に放水【室蘭】

 室蘭市消防本部は、春の火災予防運動期間中(20~30日)の22日、入江町の室蘭フェリーターミナルに停泊している津軽海峡フェリー「ブルーマーメイド」で消防総合訓練を行った。船舶火災を想定し、消防...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス