日高管内に野球シーズンが到来。今年初めての大会となる「第39回全日本少年軟式野球日高支部大会」が14日から、浦河町潮見ヶ丘球場と様似町様似観音山スポーツ公園野球場で開幕した。

　単一校、合同の９チームが出場し、トーナメント戦で熱戦を繰り広げた。

　初日の14日は、試合開始を前に心配された雨も上がり、両球場で１、２回戦５試合が行われた。

　初戦は新冠中と日高・平取中が対戦。両チームの選手たちがハツラツとしたプレーを見せ、７回まで２―２の同点に。タイブレークの結果、新冠が４―３で試合を制した。

　続く２回戦第２試合は、浦河第二・様似中と三石中が対戦。浦河第二・様似の天戸大晴投手が三石打線を一人も出塁させず完全試合を達成。浦河第二・様似が１―０で三石を下し15日の準決勝へ駒を進めた。

　15日は午前に準決勝２試合を行い、午後１時から決勝が行われる。

初回、新冠中の追加点を阻止する日高・平取中