西部地区で初開催されたブロックパーティー。飲食店のブースには行列ができた

　函館市西部地区の魅力を発信するイベント「函館西部地区ブロックパーティー」が１５日、元町公園で開かれた。市内で人気の飲食店８店のほか、キッズボルダリングなどの体験などさまざまなブースやライブ演奏が用意され、多くの来場者が和やかなひとときを満喫した。

　西部地区になじみのない市民にも訪れる機会を増やしてもらおうと、同地区の再整備事業の実施団体を担う第三セクター「株式会社はこだて西部まちづくＲｅ―Ｄｅｓｉｇｎ」（北山拓社長）らが企画し、初めて開催した。

　会場には市内の名店８店が集結。「尾木カリー」や「ジョリージェリーフィッシュ」は常に行列が絶えなかった。また、レンタルバイクなどの体験ブースもあり、特に子どもたち向けに用意されたボルダリングは、頂点にたどり着くと歓声が響いていた。そのほか、ライブ演奏でも盛り上がった。

　家族で来場した函館昭和小学校２年の谷内一信君（７）は「ボルダリングは難しかったけど楽しかった。また挑戦したい」と笑顔だった。