濡れたバンクの中で行われたＡ級決勝で優勝した小原選手④

　函館けいりんの「函館新聞社オッズパーク杯争奪戦（ＦⅡ）」の最終日が２７日、函館競輪場で開かれ、最終レースのＡ級決勝で小原唯志選手（１０１期）が優勝した。

　午前中からの雨でバンクが濡れている状態でスタート。関東勢５選手と四国勢２選手の争いとなり、小原選手は差しで勝負を決めた。小原選手は十勝管内音更町出身、２０１０年のバンクーバー五輪・スピードスケート１０００メートル出場後に競輪選手となった。函館競輪場では初優勝。

　また、Ａ級チャレンジ戦決勝は辺見光輝選手（１１９期）が優勝した。辺見選手は３開催連続完全優勝を達成し、Ａ級３班から同２班に特別昇班を決めた。