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日高報知新聞

ふるさと教育の今昔を考える【新冠】

【新冠】町教委主催の郷土資料館ふるさと再発見講座「なつかしい写真から知る~昔の子ども」の座談会が11日、町レ・コード館研修室で開かれ、町内の40代から80代の14人が参加した。

 昔の子どもの生活が写った写真を見ながら郷土を懐かしむとともに、子育ての移り変わりを語り合いながらふるさと教育の今昔を考える催し。

 この日は、同資料館の新川剛生学芸員らが、写真やスライドで保育所の歴史を紹介。元保育士も参加して当時の保育所の生活、行事などを参加者を含め語り合った。

 町の保育所の歴史は、1939年(昭和14年)に初めて町に「節婦託児所」(児童40人、職員1~2人)が開設され、59年に「新冠」「節婦」「東川」の3つの季節保育所が作られた。農漁業の繁忙期に子どもの保育を行うため、当時は中学校の工作室や木造の家屋などを利用していた。

 62年には、常設保育所「節婦常設保育所」(児童60人、職員3人)、美宇、明和、大狩部などに季節保育所が開設。74年に「新冠」(児童100人、職員13人)、91年に「節婦」の常設保育所が立て替えられ、11年に現在の「認定こども園ド・レ・ミ」(児童160人、職員18人)ができた。

 座談会では元保育士が、昔の写真に写っている人物を紹介したり、寺が保育所になっていたなどエピソード交えながら当時を振り返り参加者たちとの談話で盛り上がった。

 参加者からは、「なつかしい写真で時代の流れを感じた」「歴史を知ることができた」「保育所以外でも、当時は地域で子育てをしていた」「ドレミの横に森などがあればよかった」「30年前にあったアスレチックがよかったと思う」などの感想があった。

なつかしい写真とともに会話を弾ませる参加者たち

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