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函館新聞

ひとり親サポステ、相談100件増 月1回時間延長、オンラインも可に【函館】

 函館市が一人親家庭の相談窓口として、市役所本庁舎と亀田支所に設置している「ひとり親家庭サポート・ステーション」の2021年度の相談件数は、前年度比105件増の2123件だった。母子、父子家庭らへの福祉資金貸付金に関する相談が特に多かった。より利用しやすい窓口を目指し、昨年末からは各施設で毎月1回相談時間を延長し、今月からはオンライン相談もできるようになった。市子育て支援課は「自身に合った相談方法で、悩みの解決につなげてほしい」としている。

 同ステーションは2019年7月に設置。現在は本庁舎に3人、亀田支所に2人の専門相談員を配置し、生活全般や離婚、一人親家庭への支援制度など幅広い内容に対応している。相談内容や状況に応じ、庁内外の各機関や関係機関への付き添いなども行う。

 相談方法は来所、電話、メールで、平日の開庁時間内に受け付けている。利用者からの要望を受けて昨年12月からは本庁舎と亀田支所で月に1度の相談時間延長を始めた。21年度内に2カ所で各4回延長を行い、計9件の相談に対応したという。

 相談は子どもの入学準備などに充てるための福祉資金貸付金についての内容が多く、家庭相談や離婚が続いた。相談が増えた要因としては悩みが複合化し、延べ件数が増加したことが一因としつつ、「コロナ禍で増えたというよりも、従前から悩みを抱えていた方が多く相談を寄せていた印象」(同課)とする。

 オンライン相談(事前予約制)はWEB会議システム「Webex Meetings(ウェブエックスミーティングス)」を活用する。

 現在の開設時間は本庁舎、亀田支所ともに平日の午前8時45分~午後5時半で、本庁舎は第2木曜日、亀田支所は第4木曜日を午後7時半まで延長する。延長時間帯の利用のみ来庁時間の調整などのため事前連絡が必要。また、平日相談ができない場合は日曜日の対応も可で、希望者は連絡する。予約、問い合わせは本庁舎(0138・21・3193)、亀田支所(0138・45・5481)へ。メールは( boshi-jyosei@city.hakodate.hokkaido.jp )へ。

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