【えりも】町内の子どもたちにえりもの海で獲れた魚類に触れて、海の豊かさと生き物への興味を深めながら学んでもらおうと18日、えりも港の道栽培漁業えりもセンター前で、｢見て、さわって、知って！」をキャッチフレーズに「えりものお魚タッチプール」が開かれ、幼児から小学生までの60人がプール内で魚介類をつかんで楽しんだ。

　町青少年健全育成会、町青年団体連盟、えりも地域マリンビジョン協議会の３団体が主催し、町教委とえりも漁協が後援。

　この日はブルーシートが敷かれた約20平方㍍、深さ20㌢、水温10度のプールに、漁協と地元漁業者から提供のカレイ、ホッキ貝、ニシン、サバなどを放流。さらに素手、素足には危険なカジカ、エイなど５種類は網かごに入れてプール内に。

　参加者たちは30分ごとに15人ずつ４回に分かれて、つかみ捕りにチャレンジ。素早く逃げる魚を追ってびしょぬれになったり、つかんで歓声をあげたり、自慢げに見せびらかしたりと元気はつらつの様子。

　神保翔太君（えりも小５年）は｢カレイがぬるぬるしていたけど、ようやく捕まえた」と笑顔だった。

　最後には毎回ごとにプールに放流した魚介類を、抽選で参加者にプレゼントもあって盛り上がった。

カレイをつかみ上げて喜ぶ参加者