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函館新聞

5月の市電乗客、5割増の38万人超【函館】

ロープウエー利用など大勢の乗降客で混雑した十字街電停(5月3日午後8時35分ごろ)

 函館市企業局交通部によると、函館市電の5月の乗客数は前年同月比53・8%増の38万1450人だった。2020年以降の新型コロナウイルス禍では、「GOTOトラベル」などの観光需要喚起策の影響で客足が伸びた同年10月の43万人超に次ぐ数字で、春の大型連休の観光客と教育旅行の利用が押し上げた。同部は「夏に向けイベントも増えていくので、一層の回復につながれば」と期待を込める。

 19年度の5月は、春の大型連休に加え、改元の影響で最大10連休となり、コロナ禍前でありインバウンド(外国人旅行客)も多かったことから、50万人に迫る利用があった。今年度はサクラの開花時期が重なり、サクラ関連イベントの増加、市独自の観光需要喚起策「はこだて割」もあったことで、観光客の利用が目立った。

 また、教育旅行も同月だけで58校で4000人を超える利用があった。多くが道内の中学校で、東北や関東、関西圏からも1日乗車券の利用に加え、貸し切り電車は8両、増便は11便を出し対応。11日には、児童生徒1000人ほどが市電で学習や観光に出掛けたとしている。

 6月も観光、教育旅行の需要は一定数あるが、4~5月ほど多くは見込めないとみている。7月には函館マラソン、8月には函館港まつりが3年ぶりに開催される。同部は「夏に向け催しも増え、利用増加につながる期待も大きい。今後もコロナ対策、安全対策に十分配慮し運行していきたい」としている。

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