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函館新聞

伝統の味カレー発信 五島軒パン販売開始

7日からのパン販売をPRする若山社長(左)とスタッフ

 老舗レストラン、五島軒(本店・末広町、若山豪社長)は7日、同社で製造したパンの販売を本店、直営、テナント計4店で始める。受け継がれてきた五島軒伝統の味を追い求め、昨年から試作を続けてきた函館カレーパン(1個税込み378円)、角食パン(1・5斤864円)を各店で午前11時から数量限定で販売する。

 同店では1879(明治12)年に「ロシア料理とパンの店」として開業。原点に立ち返り五島軒の味を発信しようと昨年からパン製造事業を計画。国の補助金を活用し、北斗市追分3の第一工場にパン製造部門を増築。蒸気で水分量をコントロールする高性能のオーブンを導入するなど準備を進めてきた。

 パンの開発には約1年を要し、具材の調整などでは若山社長(39)をはじめ社員で試食し、試行錯誤を繰り返して完成させた。出来上がったカレーパンは、看板商品「函館カレー」をベースに自家製ブイヨンで味を整えたフィリングを包んだ。パン生地には道産小麦ゆめちからを使用し、食パンは甘みがあり、洋食に合うもちもち食感に仕上がった。

 7日から本店、十字街プロミエルカモイ店、イオン湯川店・上磯店の4店舗で販売。カレーパンは1日50個、食パンは20本限定。また、7日午後5時からは七夕にちなみ、第一工場を含めた5店舗で小学生以下にチョコクリームパンを数量限定で配布。なくなり次第終了する。

 若山社長は「五島軒こだわりのまっとうな味を目指し開発してきた。ぜひ市民の方に食べてもらい意見をいただいて、さらにバリエーションも増やしてきたい」と意欲を見せる。問い合わせは本店(0138・23・1106)へ。

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