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日高報知新聞

マサイ族の夫妻 二風谷訪問

ジャクソンさん(中)と永松さん(左)、早川さん(右)

 マサイ族の夫婦ら3人が平取町二風谷を訪れ15日夜、二風谷アイヌ文化博物館のポロチセ(萱葺きの大きな家)で互いの伝統文化の様子を紹介し合うなど国際交流した。

 やってきたのはジャクソン・オレナレイヨ・セイヨさん、第二夫人の永松真紀さんとケニアの首都ナイロビ在住のフリーライター早川千晶さん。

 ジャクソンさんはケニア共和国リフトバレー州トランスマラ県エナイボルクルム村に在住。早川さんの通訳でケニアで唯一のプロのツアー添乗員として世界各国を巡ってきたジャクソンさんの第二夫人・永松真紀さん(48)の2人にインタービューした。

 マサイ族は古くから牛とともに生きている部族。牛が重要な財産で通貨としても機能。主食は牛乳と牛の生血。家畜を潰すことになることから肉食は避けている。ジャクソンさんは200頭の牛と羊、ヤギ含め500頭を放牧で飼育し、20人の大家族の家計を支えている。

 子どもたちは3~4歳から家畜の世話をし、10歳になると早朝から大きな牛を連れて日暮れ前の夕方戻る毎日を過ごしている。

 ジャクソンさんは勇敢なマサイ戦士としての英才教育研修期間の仕上げの時期には7頭のライオンと1頭の象を仕留めたという。

 伝統儀式「エウノト」を終え、現在は長老としての準備期間を過ごしながら、放牧生活がままならなくなりつつある変化の激しい現代ケニアで、時代の流れに翻弄されることなくコミュニティ、マサイ族の若手リーダーとして嘱望されている。

 インタビューの合間にはアイヌの伝統食シト(イナキビ団子)の粉づくりにも挑戦。ジャクソンさんも加わり参加者交代でイナキビの実をウスで粉にした。アイヌ協会女性部が調理した歓迎の“ゆで団子(シト)”を参加者全員で美味しく味わった。

 最後のあいさつでジャクソンさんは「今日はたくさん集まって温かく迎えてくれてうれしい。日本の食べ物はとてもおいしい。温泉が大好きなので今晩は楽しみ。日本とマサイの交流が盛んになることを願ってます」と笑顔でお礼を述べ会場を後にした。

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