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函館新聞

迫力演出ステージで熱演 「函館野外劇」が今季千秋楽【函館】

主要キャストや殺陣チームなども混じって披露したカーテンコールでのよさこい踊り

 函館発展の歴史を舞台化した市民創作「函館野外劇」の第34回公演「星の城、明日に輝け」は最終日の14日、函館市芸術ホールで2回公演を開いた。屋外開催ではできなかった照明の演出効果も加え、迫力のある演技で大勢の観客から拍手を受けた。

 新型コロナウイルス対策を取りながらの公演は2年目で、今季は五稜郭公園一の橋前広場の昼公演4回(1回中止)と同ホールでの屋内公演3回の計7公演で実施した。

 ホールではつり物や照明、スクリーンを効果的に活用。開港期のにぎわいを表現したフラッグダンス、箱館戦争の殺陣シーンなどでは客席を取り外したステージ前のフロア部分でも演技を展開し、奥行きのあるステージ演出で観客を楽しませた。

 フィナーレは昨年12月に亡くなった作家の新井満さんが手掛けたテーマソング「星のまちHakodate」が流れる中、客席からもペンライトを振って熱演にエールを送っていた。カーテンコールでは、主要出演者も交じってよさこいを披露し、大きな手拍子に包まれた。

 主催するNPO法人市民創作「函館野外劇」の会の中村由紀夫理事長は「出演者は熱心に楽しんでやってきた。すっきりとしないことが多い最近だが、明るい気持ちになってもらえたのではないか。公演に協力いただいた方々に感謝申し上げたい」と話していた。

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