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日高報知新聞

星沢さんらの講演と海の市

「日高海の市」で昆布製品などを買い求める来場者たち

 「日高昆布フォーラム2017inさっぽろ」(実行委会長・坂下一幸様似町長)が23日、札幌市中央区大通西3の道新ビル大通館8階「道新ホール」で開かれ、約500人が参加した。通算10回目、札幌開催は5回目。

 「昆布の実力、再発見。」のテーマで講演と道新ホールと道新本社ビル前で「日高海の市」が同時開催された。

 坂下町長は「うま味があって、味が良く、柔らかくて、調理がしやすく、食べて美味しいのが日高昆布です。今回は昆布の持つ特性や魅力、うま味などを知っていただき、多くの人たちに昆布を食べていただくことで消費拡大と産地活性化を図りたい」と来場者にPR。

 道水産林務部の幡宮輝夫部長は「サケ、ホタテに並び昆布は北海道の重要な水産資源であり、中でも日高昆布は、食べてよし、ダシでもよしの万能昆布として全国ブランドとなっている」、道漁協連合会の本田勝実代表理事常務も「昆布漁業は地域の重要な産業であり、昆布の食文化を知っていただき拡販につなげていきたい」とそれぞれ来賓あいさつ。

 「世界が認めたうま味 昆布は地球の宝物」の講演で、だしソムリエの桃井一元さん=苫小牧市=は、海外の日本食レストランの数が8万9千店と増加。平成25年12月「和食・日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録され、「世界中の料理人がコンブのうま味を学ぶために日本を訪れ、今こんぶのうま味が注目されている」と解説した。 

 続いて、「食して、恋して、夢をみて」のテーマで料理研究家・クッキングキャスターの星沢幸子さんが、自ら制作した「食育紙芝居」で腸が栄養を吸収することで、食物に含まれる食品添加物や農薬も摂取してきている。昆布はフコイダンやアルギン酸が含まれ腸内細菌に活力を与えて、がん細胞を抑制し、悪玉菌やダイオキシンを排泄する。

 昆布を食べることで「昆布パワーで元気百倍」となり①美肌・美髪②血圧抑制③糖尿予防④コレステロール低下⑤ダイエット―などに効果があると説明。

 最後に、コンブを使った炊き込みご飯がステージで完成し、薬膳料理(健康料理)とコンブの素晴らしさを呼び掛け「コンブは私の人生の友です。健康で味のある人生を送りたい」と締めくくった。

 札幌市中央区から参加した2人連れの60代主婦は「煮物に使ったり、ダシを取ったり昆布は欠かしたことがない。今日の話を参考に、もっと多くの昆布料理を食べることで健康な食生活を送りたい」と感想を話した。

 一方、道新本社ビル前では、悪天候の中、午前11時から「日高海の市」が開店し日高昆布のよさを呼び掛けた。直売ブースでは、えりも漁協、日高中央漁協、ひだか漁協、日高昆布組合から出品された一等昆布、根昆布、焼き昆布、とろろ昆布、タコ足、鮭ハラス、灯台つぶ、シシャモ、開きホッケ、宗八かれいなどの海産物が並べられ、来客はブースを見て回り特別価格の昆布や魚介類を買い求めていた。

「食して、恋して、夢を見て」のテーマで講演する星沢さん

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