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根室新聞

“ジャズのまち”は財産 クラブSJF招き音楽交流【根室】

「ニムオロ・ネイナ」を演奏するクラブSJF、EPJO、光洋・柏陵の両吹奏楽部ら

 大地みらい信用金庫(遠藤修一理事長)は21日、札幌を拠点に活動する中学生ジャズバンド「クラブSJF」を招いた音楽交流事業を市内で開いた。この日は市内の中学生とイースト・ポイント・ジャズ・オーケストラ(EPJO)、クラブSJFが一堂に会しての合同演奏も展開。遠藤理事長は「ジャズは根室にとって大切な引き出し。この財産を若い世代へとつなげてほしい」と“ジャズのまち根室”の盛り上がりに期待を込めていた。

 同信金は創立100周年を迎えた昨年、道内屈指のジャズフェス「サッポロ・シティ・ジャズ」に協賛。これを接点に、同フェスと連動して小中学生向けに普及活動をする「札幌ジュニアジャズスクール」から一部のメンバーと講師を招き、根室の中学生を対象にした音楽交流事業のワークショップ、合同演奏会をそれぞれ初めて企画した。

 来根したのは、同スクールの中学生で構成する「クラブSJF」。SJFは同フェスの前身「札幌ジャズの森」の略称で、毎週末の定期スクールを重ねながら道内各所で行われる音楽イベントに出演している。今回は18人のメンバーが参加し、道立北方四島交流センターニ・ホ・ロを会場に交流事業を展開した。

 同スクールが道内各地で展開する「ジャズの種プロジェクト」の一環として開いたワークショップには、光洋、柏陵の両中学校で活動する吹奏楽部が参加し、スクール常任講師の杉本武志さんがジャズの起源や楽しみ方、演奏法、ジャズに欠かせない“アドリブ”のメロディーを自作する方法を伝授した。

 杉本さんは、ジャズの発祥は1865年の奴隷解放がきっかけの一つであることを示し、「ジャズは難しい顔で演奏するものではなく、喜びを爆発させて楽しむもの」と生徒らの演奏スタイルに助言。参加した光洋中吹奏楽部の奥瀬李胡部長は、「目新しいことばかりで驚きの連続だった」と目を輝かせていた。

 この後同会場で開かれたコンサートには、100人を超える市民が足を運び、若きプレイヤーのフレッシュな演奏と、EPJOが織り成す大人のジャズの世界に酔いしれた。舞台ではそれぞれのレパートリー十二曲をコラボ演奏を交えて披露したほか、昨年吹奏楽アレンジを完成させ、若い世代に引き継ごうと光洋中吹奏楽部に指導している「ニムオロ・ネイナ」を出演者全員で熱演してフィナーレを飾った。

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