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釧路新聞

ヘルプマークとカード、釧路市でも配布開始

釧路市で配布を始めたヘルプマーク(右)とヘルプカード

 外見からは配慮や援助を必要としていることがわからない人の意思表示を支援するアイテムの「ヘルプマーク」と「ヘルプカード」について、釧路市は27日から市役所などで配布を始めた。釧路町や根室市など釧路、根室管内ですでに始まっている自治体もあり今後も増える見込み。聴覚ほか体の内部に障害がある人、義足の使用者のほか、妊娠初期の女性などが対象。市では必要な人はもとより、支援する市民側にもマークやカードの存在について広く周知し理解を求める考えだ。

 このヘルプマークは、2020年の東京パラリンピックを見据え、東京都がデザインして配布を始めたものが全国で活用されるようになってきたもの。北海道、青森県、京都府、岡山県、福岡県などで導入され、今年7月にはJIS規格の承認も受けるなど、今後さらに広がっていく可能性がある。

 聴覚障害者のほか、人工透析を受けていたり、人工肛門や人工関節、義足の使用者、難病や妊娠初期の人など、見た目ではハンディの有無がわからない人が、配慮や支援が必要なことを知らせることで、援助を受けやすくするアイテムとして使用してもらう。

 マークはシリコン製で、バッグなどに装着するできるタイプ。名前などを記入できるシールと説明書が付いたセットになっている。ヘルプカードは、伝えにくい人やマークを着けたくない人などが、事故や災害などの際に示すことでバックアップを受けることができるもの。免許証サイズなので財布などに入れることができる。

 市によるマーク配布場所は、市役所の障がい福祉課や介護高齢課、健康推進課(いずれも防災庁舎内)のほか、阿寒・音別町行政センターの保健福祉課。簡単な申込書に必要事項を書き込むことが必要だが、手帳などの掲示は不要。カードは市のウェブサイトからもダウンロードできるようになっているが、窓口でも交付可能。

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