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根室新聞

鈴木秀明さん 画家の出発点 市に作品贈る【根室】

寄贈作品の一つ「地A」を囲む(右から)石垣副市長、長谷川市長、鈴木さん、久仁子さん

 根室で40年ぶりに個展を開いた元成央小教諭で画家の鈴木秀明さん(69)=函館市=は27日、絵画の才能を開花させた根室市へ感謝を込めて作品4点を寄贈した。

 鈴木さんは「根室をイメージして描いた。市民の皆さんに見ていただけたら」と話している。寄贈したのは、根室の流氷とコンブ拾いの女性を題材にした「地A」(30号)と、春国岱とエゾシカをイメージした「山葡萄」(50号)、「春を呼ぶ女」(同)、「丘」(同)の4作品。このうち「地A」について鈴木さんは「温暖な函館から根室に来て、流氷を見たときに衝撃を覚えた」と説明し、着想を得た地域にあるのがふさわしいと寄贈を決めた。

 鈴木さんは元教員で、道教育大学函館分校を卒業後、初任地の成央小に勤務。専門外の美術を任され、児童に絵を教えようと初めて油彩を学んだが、全道・全国の公募展で入選する才能を開花させた。根室美術協会の創設者で、現在は新北海道美術協会展の審査部長を務める。

 今回の来根は、画歴45周年を記念した個展「鈴木秀明絵画展」を開くため。転勤前に開いて以来40年ぶりの個展となった。23から27日まで市総合文化会館で33点を展示したが、当時の教え子や保護者も多く駆け付け、「懐かしい人に会えて感無量」(鈴木さん)と旧交を温めていた。

 寄贈式には長谷川俊輔根室市長と石垣雅敏副市長が立会い、長谷川市長は「市の教育をしながら独学で絵の道に進んだ。素晴らしい絵画を市民に紹介し、末永く大切にしたい」と感謝した。この日は妻の久仁子さん(75)も同席し、鈴木さんは「最後の個展を根室で飾り、絵を贈ることができてうれしい」と感慨深く話し、喜びもひとしおだった。

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