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根室新聞

共同開発製品 来年2月、学校給食に 黒部市にも提供【根室】

 第10回水産加工食品の研究開発に係る学校給食懇談会が11月27日午後、市総合文化会館で開かれた。来年2月下旬に根室市内の全小中学校に「昆布入りすり身フライ製品(チーズ入り)」、2月7日の北方領土の日に黒部市内小中学校に「昆布入りすり身フライ製品(ホタテ入り)」を学校給食に提供する計画が報告されたほか、提供予定製品の試食も行われた。

 市は東海大学海洋学部との共同研究により、地産地消活動の推進と水産加工業の振興を目的に、地域に水揚げされる水産物を活用した学校給食向けの新商品開発に取り組んでいる。これまで、根室市学校給食協会や、共同調理場栄養職員などの協力を得ながら、根室産サンマを原料とした製品などを根室市、姉妹都市黒部市の学校給食として提供している。

 開会に先立ち、園田達弥市水産加工振興センター所長が、平成23年から27年まで五回にわたり学校給食へサンマミンチフライ製品を提供していること、昨年度は新たに歯舞産昆布とマダラのさつま揚げ製品、マダラのすり身フライ製品を提供したことなどに触れ、「より良い物を給食食材として提供していければと思っている」とあいさつした。

 懇談会ではこれまでの取り組み概要、経過についてのほか、今年度の学校給食提供事業の実施予定について報告。根室市内の小中学校には2月下旬、黒部市内の小中学校には2月7日の北方領土の日に合わせて実施し、黒部には「昆布入りすり身フライ製品(ホタテ入り)」約3,800食、根室には「同(チーズ入り)」約2,200食を提供する予定。

 チーズ入りはスケトウダラのすり身に、具材として昆布とチーズを添加し、成型・蒸し加熱後にパン粉を付着させて凍結したもので、食べる際に凍結状態のままで油揚する。ホタテ入りはスケトウダラのすり身に具材として昆布、カット、調味加工したホタテを添加し、成型・蒸し加熱後にパン粉を付着させて凍結した製品。乳製品アレルギーを持つ児童でも食べられるものとなっている。

 また、提供予定の2品を試食した出席者からは「食感がちょっと固い」、「給食で出すならもう少し塩分を抑えたほうがいい」などの意見が挙がり、市水産加工振興センターは「サクッとした食感が出せるような工夫や、でんぷん、水の量の調整など、できるだけ意見を反映させるように改良を加えていきたい」と応じた。

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