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根室新聞

チャシ跡観光 過去最高に 今年度来訪者3,000人突破【根室】

今年も多くの観光客が根室半島チャシ跡群を来訪

 平成18年に公益財団法人日本城郭協会が指定した「日本百名城」に選ばれて以来、古城ファンの人気が高まっている根室半島チャシ跡群の今年度の来訪者が3,000人を突破した。根室市観光協会(小林茂会長)がまとめたもので、11月末現在で、来訪者は3,150人ですでに昨年度を1,000人近く上回っている。

 根室半島チャシ跡群は、根室半島を中心に市内に点在する24カ所のチャシ跡の総称で、昭和58年に国の史跡に指定されている。18年には日本城郭協会の「日本100名城」に指定され、各城にそれぞれスタンプを設置している。その一番目に記載されるのが根室半島のチャシ跡で、「100名城巡り」を楽しむ古城ファンの人気を呼んでいる。

 当初はマニアックなファンが多く、観光協会窓口での把握で平成19年にはおおよそ50人だったものが、26年度から市歴史と自然の資料館に備えている100名城のスタンプ押印者を基本としたところ1,618人と急増。増加傾向はとどまることを知らず、28年度には2,000人を突破し、2,177人を数えていた。

 同協会のまとめによると、今年度は11月末現在で3,150人と、昨年度より973人も大幅に増加。特に25年度以降は100名城の中でも交通が不便なことからツアーによる来訪が増加し、ツアー数は26団体、同15団体増と大幅に伸ばしている。26団体の内訳を見ると、16団体は東京からの来訪者で、最も遠いのは九州から。このほか四国の香川県から3団体が来訪し、広島をはじめ関西圏からも名古屋、大阪から多くの来訪者があった。なお、団体によるチャシ跡訪問者は745人となっている。

 同協会では「ここ数年、台風や低気圧など天気による影響が大きかったが、今年は比較的天候に恵まれていたことが来訪者増につながった要因の一つではないか」と話している。

 学術的価値の高いチャシ跡は、これまで観光資源としての位置づけは低かったが、来訪者の増加と合わせて市教委が案内看板の設置や駐車帯の整備に着手。また、地元の若者有志らが、根室半島チャシ跡群のイメージキャラクターとして「チャシガールズ」を製作し、アピールしているほか、チャシ跡を含む根室管内1市4町の史跡の日本遺産登録を目指す動きも加速するなど、道内でも古い歴史を誇る根室の新たな観光資源として注目されている。

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