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函館新聞

スルメイカ、11月に漁獲量失速【函館】

 8月下旬から漁獲量がわずかながら回復していた道南スルメイカ漁が、11月に入ってから急激に失速した。函館市農林水産部がまとめた11月の市水産物地方卸売市場の生鮮スルメイカ取扱量は、前年同月比75%減の100トンにとどまり、4カ月ぶりに前年同月を下回った。

 11月の生鮮スルメイカの取扱金額は5101万円。1キロ当たりの平均単価は510円(前年同月=1074円)だった。道南スルメイカ漁が解禁された6月から11月までの半年間の累計取扱量は1611トンで、前年同期を151トン上回った。1キロ当たりの平均単価は647円(前年同期=776円)。

 記録的な不漁だった昨年と比べ、今季は8~10月でいずれも前年同月を上回り、悪いなりにも数字を伸ばしていただけに、漁業関係者の間には落胆と不安が広がっている。

 中島廉売(中島町)の紺地鮮魚(紺地慶一代表)では、いけすイカではなく噴火湾の定置網で獲れた、いわゆる「網イカ」の仕入れが増えているといい、「現状は特に悪かった昨年より悪いかもしれない。いけすイカが店頭に並ばない日も決して少なくない」と肩を落とす。ある市場関係者も「11月に入ってからは昨年よりひどい。スルメイカが本当に獲れなくなった」と話し、「たくさん獲れてほしいと思いながら、このまま獲れなくなるのだろうという思いをぬぐい去ることができない」と不安視する。

 道総研函館水試が11月上旬に実施した道南太平洋におけるスルメイカ分布調査では、「分布密度は過去の調査結果と比べ非常に低い」としているほか、同水試の澤村正幸研究主査も「漁獲は低迷するのでは」とみており、終漁期に向けて関係者は動向を注視している。

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