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函館新聞

五稜郭支援学校の嶋さんが障害者技能技術大会で全国V【函館】

パソコンデータ入力競技で道内勢初となる金賞を受賞した嶋さん(中央)と指導に当たった辰野教諭(左)と赤松校長

 11月中旬に栃木県で開かれた「第37回全国障害者技能競技大会」(通称・全国アビリンピック)に、パソコンデータ入力競技の道代表として出場した函館五稜郭支援学校(赤松拓校長)環境・流通サポート科3年の嶋伽月さん(18)が、最高位となる金賞を獲得した。同種目での優勝は道内初の快挙。嶋さんは「今後も練習を続けて能力を上げていきたい」と、さらなる高みを目指している。

 昨年7月の校内選考、同10月の全道大会で金賞を手にして全国切符をつかんだ。2年生の時もワード・プロセッサ競技で全国出場し、3位入賞を果たしている。今大会には全国から22種目に365人がエントリーした。

 パソコンデータ入力競技には、全国から33人が出場。アンケートはがきの入力、顧客伝票の修正、帳簿作成の3課題を各30分以内にこなし、集中力やタイピングの早さ、仕上がりの正確さなどが試される。嶋さんはマウスを多用せず、ショートカットキーを駆使することで動作の無駄を省き、効率良くデータ入力できたことが好成績につながった。

 「自信はあったので入賞は確信していた」と話すが、入賞者の発表ではなかなか名前が読み上げられず、緊張感に包まれながら手を組んで祈っていたという。最後に名前がコールされると、飛び上がって喜びを爆発させた。「まさか優勝できると思っていなかったのでうれしかった」と笑顔をみせる。

 幼少期から電子機器に親しみ、同校に入学してから飛躍的に能力が向上した。指導に当たった同科の辰野忠輝教諭は「効率性を常に意識して頑張ってきた。成果が実ってうれしい」、赤松校長も「(出場者のほとんどが社会人の中で)頑張れば出来るということを証明してくれた」と健闘をたたえる。

 今年10月の全道大会でもワード・プロセッサ競技で銀賞に輝き、来年の全国大会出場を決めた。ここで好成績を残せば4年に1度開かれる国際大会への出場も夢ではない。道南の製菓会社への就職も決定し、将来の目標も明確になってきた。卒業後も同校がバックアップする方針で、嶋さんは「国際アビリンピック大会に出られるように頑張りたい」と意気込んだ。

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