北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

室蘭民報

笑顔「大盛り」…室蘭市内で子ども食堂広がる【室蘭】

今年4月に行われた「なかよし食堂」の様子

 室蘭市内で、子どもたちに食事を提供する子ども食堂が広がっている。今年4月に東町のハートセンタービルで東地区の子どもたちを対象とした「なかよし食堂」(NPO法人室蘭母子福祉会主催)がスタート。白鳥台では、福祉施設で取り組みが行われた。子どもの食育対策と地域コミュニティー形成の場として徐々に成果が出ている。

2週間に1回

 「なかよし食堂」は4月8日に初回を開催し、11月25日現在で延べ478人が訪れた。2週間に1回のペースで実施。東町、寿町、日の出町、同法人で4グループをつくり、持ち回りで運営を担当している。

 始めたころは大人が多かったが、食堂のことが徐々に浸透し訪れる子どもが増えているという。呼び掛け人の黒光ひささんは「開催が土曜日とあって、祖父母の家やスクール児童館に行く子どもが多かったが、なかよし食堂のことも理解されてきました」と話す。

高齢者と交流

 交流の場の創出といった意味では成果が大きい。「東地区には中島地区のように町内で集まる場所がなかった。道からも視察に来てくれた」と注目度の高さを示す。食費無料の対象は高校生までだったが、大学生まで拡大。学習支援や障害者施設の利用者も訪れ、食事しながら親交を深めている。

 認知症カフェなどを運営する白鳥台のおたがいサロンでは、9月に子ども食堂を開催。子ども8人が集まり、施設の利用者らと交流した。細川正人施設長は「8人集まったことが成果」と強調。「子どもたちは核家族化で祖父母世代と触れ合う機会が少ない。コミュニティーを形成していく手段として活用できればと思う」と力を込める。

期待を寄せる

 冬休み期間中の今月25~29日、1月4~15日は毎日開催。高校生以下は無料にする。「子どもたちの状況を見るには、定期的に開催しなければいけない」と細川さんは継続実施する意義を語る。

 白鳥台では、来年4月の白蘭小の開校に合わせ、地域住民らが夏休み期間中に子ども食堂を実施する計画も進められているという。  室蘭市社会福祉協議会は「子どもの食育や生活困窮の解決に向け、室蘭社協の事業と連動させることも含めて支援していきたい」と期待を寄せている。

関連記事

十勝毎日新聞

十勝勢メダル続々 スケートW杯大会【帯広】

 明治北海道十勝オーバルで16日から開催中のスピードスケートのワールドカップ(W杯)で、十勝勢のメダルラッシュが続いている。平昌五輪で活躍した、幕別町出身で共に帯南商高出の高木菜那選手(26)=...

十勝毎日新聞

ゴルフ場は青々 スキー場やきもき 初雪遅れ【十勝】

 11月中旬になっても帯広に初雪の便りが届かず、気温が高めに推移するなど、十勝は暖冬傾向となっている。雪と寒さが不可欠のスキー場は一刻も早い白銀の世界到来を切望。一方、青々とした芝生が健在のゴル...

十勝毎日新聞

「防衛へ棋力向上を」 将棋の渡部女流王位祝う会【帯広】

 将棋の第29期女流王位戦で6月に初タイトルを獲得した帯広市出身の渡部愛さん(25)を囲み、「女流王位獲得を祝う会in十勝」が17日、ホテル日航ノースランド帯広で開かれた。関係者ら約60人が祝福...

函館新聞

落葉進む中観光客楽しむ 五稜郭公園【函館】

 函館市の観光名所、五稜郭公園ではサクラやイチョウなどの落葉が進み、地面や土手に黄色やオレンジ色の葉が広がっている。17日には初冬の景色を観光客が楽しむ様子が見られた。  この日の函館の最...

函館新聞

全国でも勝利誓う 函高専ロボコン全道9年ぶり優勝【函館】

 函館高専のロボット研究会に所属するチーム「Café Rivage(カフェリバージュ)」が25日、東京都の両国国技館で開かれる「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2018」に出場...