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十勝毎日新聞

北斗病院の金藤公人副院長 海外ラリーで優勝【帯広】

 帯広の北斗病院の副院長、脳神経内科部長などとして地域医療で活躍する一方で、十勝を代表するラリードライバーの金藤公人さん(54)が今年、海外ラリーに初挑戦し、ラリーニュージーランド(NZ、11月24~26日)オープン2WD(二輪駆動)クラスで優勝、総合20位となる快挙を遂げた。十勝のドライバーの海外大会優勝は初めて。優れた競技環境を求めて十勝に移住して10年の金藤さんは「競技者として挑み続けたい」と意欲を語る。

ラリーNZでクラス優勝を決め、表彰台の上でシャンパンの瓶を手に歓喜する金藤さん

 金藤さんは兵庫県出身。大阪大在学中からラリーを始め、医師として働きながら社会人チームで参戦。十勝では2004年のWRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンにエントリーしたが選考に漏れて出られず、翌年のラリー北海道に出場した。

 管内の競技環境に魅せられて、07年に北斗病院の医師となり移住した。医療の最前線で活躍する一方、患者がメカニック(車両整備)に参加する病院チームで大会に出場するなど競技の普及にも尽力、これまでに道内で出場した国際格式の大会は13戦を数える。

 ニュージーランドは選手にとって憧れの地。金藤さんは今年、道内の地方戦に参戦する一方で、愛車(スズキ・スイフト)の整備をK’s FACTORY(長野県)に依頼、ラリー大会のオフィシャル(役員)でも活躍する小田大作・こまば歯科(音更町)院長らの支援も得て春から海外挑戦を始めた。

硬い路面の高速コースで快走する金藤・河野組のスズキ・スイフト

 4月のNZでのインターナショナルラリー・オブ・ワンガレイはコースを逸脱するなどでクラス4位。しかし、今回はラリー北海道のメディアオフィサー(報道担当)でNZ留学経験もある河野功さん(札幌)をコ・ドライバー(助手席でコースを指示する選手)として臨み、競技初日は慎重に走りクラス3位、総合31位。最終日は硬い路面の高速グラベル(砂利道)コースにも慣れて順位を上げ、3時間8分51秒1のクラス首位、総合20位で完走した。競技コース(スペシャルステージ)12本計226.8キロ、出走54台中完走は28台の激戦で結果を出した。

 コースは酪農地帯を走り、有名な海沿いの道路など絶景の中、沿道では随所にファンが並んで応援した。「多彩な車種が参加し、国民的英雄のドライバーが優勝するなど大会は盛り上がった。ラリーをやる人間として海外で走るのは夢。今後も仕事をしながら楽しみも充実させたい」と挑み続ける。

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