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室蘭民報

室工大と市立看護学生ボラ団体が障害児と冬レク楽しむ【室蘭】

冬レクで楽しんだボランティアメンバーと参加者=むろっぱーの武森副代表提供

 室蘭工業大学と市立室蘭看護専門学院の学生ボランティア団体「室蘭地区ホームヘルパーサークル」(愛称・むろっぱー、丹羽正貴代表)が、体に障害のある子どもたちを対象に、ゲームを取り入れた支援を行っている。「癒やし系サークル」を自称し、趣向を凝らした「遊び要素」を取り入れているのが特徴。子どもたちの成長を実感しながら、普段接することが少ない障害がある子どもたちとの時間は、学生たちの学びと喜びの場となっている。

子どもが大好き

 「これからお笑い芸人に扮(ふん)した学生が登場します!」。室蘭市天神町の総合福祉センターで17日に開かれたむろっぱーの冬レクリエーションの一幕。会場では、学生がテレビで人気の芸人を装い子どもたちと保護者の笑いを誘っていた。

 この日は学生や子ども、保護者ら40人が参加。クリスマスにちなみステンドグラス風の置物作り、手軽に取り組める「ハンドアーチェリー」などのゲームで盛り上がった。

 同サークルの武森紳悟副代表は「メンバー全員が『子どもが大好き』です。私たちが楽しんで笑顔になって取り組んでいると子どもたちも一緒に笑ってくれます」とやりがいを口にした。

始まりは30年前

 30年前に、同大と同専門学院、旧文化女子大学室蘭短期大学の学生らが取り組んだ、体に障害のある子どもたちの自宅訪問がサークルの始まり。その後、余暇支援を行うボランティアグループを創設し、施設訪問のほか、レク活動を取り入れ、年3回屋内外プログラムを実施している。

 毎回、アルバイトなどをやりくりし20~30人ほどの学生がボランティアとして参加。自ら「遊び」プログラムを考え、レクで使う箱などの小物も手作り。参加者がグループの輪に入って楽しめるよう工夫している。

 ただ、「サークル」のため、学校からの補助は出ず自費での準備となり「お金がかかります」(武森副代表)。活動室もないため他のサークルや部活部屋を間借りするなど「不自由さも感じている」(丹羽代表)という。

 室蘭肢体不自由児者父母の会の関係者は「学生が献身的に子どもたちに関わってくれ本当にありがたいです」と感謝する。

 丹羽代表は今後の活動について「歴史あるサークルなので『部活』に格上げして活動の幅を広げられるように取り組んでいきたい」と力を込めている。

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