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根室新聞

昨年の火災発生9件 焼死者ゼロ“最長”を継続【根室】

 根室市消防本部(宗像淳消防長)は、平成29年の市内の火災発生状況をまとめた。発生件数は9件で根室市制施行以来最少だった前年と同数となり、焼損面積の床面積は83平方メートルと、過去最低だった平成13年を下回った。

 平成29年の市内の火災発生件数は9件で、平成3年、同24年、同28年と同数で、根室市制施行以来最低となった。

 内訳は建物火災が7件(全焼1件、半焼1件、部分焼2件、ぼや3件)で前年比1件増、車両火災が2件で前年同数、焼損棟数は7棟で同1棟増。火災原因は電気の配線ショートなど電気関係が4件と最も多く、ガスストーブが2件、ライター、溶接の火花などによるものも3件発生している。

 焼死者数はなしで焼死者ゼロの日は、平成22年5月28日に建物火災で焼死者(1人)が出て以来、翌日から今年1月4日現在まで2,778日となっている。これまで最高だった平成18年12月4日から平成22年5月27日までの1,271日を上回り、根室市の最長記録となり今年8月14日には3,000日を迎える。

 焼損面積は床面積が83平方メートルで、前年664平方メートルを581平方メートル下回った。また、平成13年の126平方メートルを83平方メートル下回り、過去最低となった。

 損害金額は939万7,000円で、前年5,427万4,000円より4,487万7,000円減。過去最低だった昭和39年の388万5,000円、昭和33年の704万3,000円に次ぐ3番目に少ない損害金額で、平成になってからは最低となった。

 このほか、火災には至らない火事騒ぎの発生件数は10件で、前年3件を7件上回る状況となっている。

 根室市消防本部では空気が乾燥し現在は積雪が少ないものの、これから積雪で排気筒がつまり一酸化炭素中毒事故や、煙突内のすすが原因による火災が起こる可能性があることから、小まめに清掃するなど注意を呼び掛けている。

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