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函館新聞

売り込め「恋人たちのまち」 動画やポスター作成【函館】

 函館市は、新たな観光資源として「恋人たちのまち」をキャッチフレーズに据え、本年度中にキャッチコピー、動画、ポスターを作成する。海まで真っすぐ伸びる坂道、坂の下に広がる函館港、異国情緒漂う教会群…。函館の持つまち並みの魅力を前面に出し「カップルに似合うまち」としてイメージ定着を図る。宣伝ツールを作った上で、新年度以降のプロモーション活動に活用していく考えだ。

 「恋」や「カップル」を連想させるまちとして売り込み、冬季に落ち込む観光客を底上げする。函館は食器用洗剤のCMで、老夫婦が手をつないでスキップする場面が有名になり、八幡坂を中心にカップルから人気がある。

 キャッチコピーはポスターや動画のオープニングに使う計画で、継続して使用できるものとする。動画はスライドショー形式を基本とし、時間は2~3分。八幡坂は必須で、港や教会を盛り込み、恋やカップルの雰囲気が感じられる内容。字幕を使う場合は、日本語のほか、英語、韓国語、簡体字と繁体字に対応する。ナレーションは入れず、BGMと画像だけとする。動画サイト・ユーチューブをはじめ、中国で3強と呼ばれる「愛奇芸」「騰訊」「優酷」の動画サイトに投稿。動画はDVDで納品する。

 ポスター(B1判)は計1000枚作り、日本だけではなく、中国にも対応。市内外の飲食店や国内外でのプロモーション活動で掲示する。いずれの制作も専門業者に委託し、3月末までに完成予定。

 市観光部は「カップルが何度も訪れたいと思ってもらえる、まちのイメージを植え付けられれば。カップルに似合うまちとして育て上げたい」と意気込む。工藤寿樹市長も、4日に開いた市年賀会でのあいさつで「夜景だけに頼らない観光資源づくりが重要。西部地区の直線的な坂、港、教会が織りなす風景を『恋人たちのまち』函館というキャッチフレーズで国内外に売り込むとともに、冬場の観光客誘致のためのプロモーションにも力を入れたい」と強調した。

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