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室蘭民報

室蘭港フェリーターミナルビルの改修完了、輝き再び【室蘭】

改修工事が完了した室蘭港のフェリーターミナルビル

 宮蘭フェリー就航に向けた、室蘭港フェリーふ頭のターミナルビル改修工事が完了した。約10年間利用されておらず老朽化していたが、内壁には真新しいクロスが張られ、トイレなど衛生設備も更新されるなど、輝きを取り戻した。船社事務所の稼働に合わせ、2018年度(平成30年度)から供用される。

 施設は1994年完成。鉄骨造り3階建て延べ3152平方メートル。東日本フェリーの青森航路が08年11月で廃止されてからは、ほぼ使われない状態が続き、雨漏りのほか、配管、電気関係設備の傷みが目立っていた。

 室蘭市は17年度予算に、ターミナルビル改修を含む、同ふ頭関連工事経費として8億5千万円を計上した。昨年7月工事に着手し、ターミナルビルと船を結ぶ空中渡り廊下改修、岸壁付帯施設で車両移動に使う可動橋のメンテナンス、人道橋更新などを進めてきた。

 ターミナルビル改修や渡り廊下の改修は11日までに完了し、月内の検査を予定している。屋根や外壁補修、暖房や電気、衛生設備の工事に取り組んだ。渡り廊下(延長200メートル、地上高5・2メートル)も屋根や外壁を改修、フロアカーペット更新、船の乗降口に合わせて20メートル延長した。

 ターミナルビル1階は受け付けロビーで、船社事務所が入る。2階は待合ロビーと乗船口、売店などとして活用する。授乳室なども備えた。3階の活用策は未定で、当面は立ち入りを制限する方針。市はテナントによる活用も視野に、活用策を検討している。

 今後は、可動橋のメンテナンス工事や就航船側の船尾可動橋と岸壁側可動橋を接続するための岸壁改良、道内からの主力貨物となる家畜輸送対応の屋外給水設備更新などの工事を継続・着手しながら、3月末の全面完成を目指す。

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