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苫小牧民報

苫小牧市内の2河川、水質日本一に 苫小牧川下流と幌内川上流

水質1位となった苫小牧川下流

 環境省がまとめた2016年度公共用水域水質測定結果で、苫小牧市内を流れる苫小牧川下流と幌内川上流が河川部門で水質日本一となった。数値が低いほど汚れが少ないことを示す水質の指標、BOD(生物化学的酸素要求量)が両河川とも1リットル当たり0・5ミリグラム以下の数値を示した。過去20年間で、苫小牧川下流が1位となったのは初めてだ。

 BODは、その水域に生息する微生物が水の汚れとなる有機物を食べるために使った酸素の量で、これが多いほど水が汚れていることを示す。今回の調査で河川部門のBODは、全国2561水域で調べた。

 同省が昨年末に公表した水質ランキングでは、白老川下流、沙流川上流を含む全国13河川がいずれも0・5ミリグラム以下で同率1位。生活排水などで汚染されていない水質とされる1ミリグラムを大きく下回った。

 調査を行った環境省水・大気環境局環境課は「水質検査時の天候などにも左右されるが苫小牧川と幌内川は数値を見る限り、今回の調査では水がきれいと言える結果が出ている」と話した。

 BODは2002年度に苫小牧川下流で0・85ミリグラム、幌内川上流で0・8ミリグラムと近年では最も汚れが目立ったが、04年ごろより2河川ともに水質が改善。0・5以下~0・7ミリグラムを示すようになっていた。

 現在公表されている1998年以降のデータによると、幌内川上流は2001年と04年に1位。白老川下流は1998年と2005年、09年に、沙流川上流は04年に1位となっている。

 市環境生活課では「水がきれいになった直接的な要因は定かではないが喜ばしいこと」と強調。「幌内川は水道の水源にもなっており、苫小牧川も市民に親しまれている河川。環境保全を推進したい」と語った。

 幌内川で採取した水をペットボトルに詰めて「とまチョップ水」として売り込んでいる苫小牧観光協会では「水のきれいな苫小牧のイメージが広がり、さらに売り上げが伸びてくれれば」と期待を込めた。

 公共用水域水質測定は、水質汚濁防止法に基づき1971年から実施。国や地方自治体が検査したデータを同省が取りまとめている。

 環境基準は、カドミウム、鉛、ヒ素などの量を調べる「健康項目」と有機汚濁の代表的な指針となるBODやCOD(化学的酸素要求量)などを調べる「生活環境項目」に大別される。

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