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根室新聞

刑法犯 昭和32年以降最少の84件【根室】

 根室警察署(武田一郎署長)管内の平成29年の刑法犯認知件数が、初めて100件を切る84件にとどまり、同署に通年で比較可能な記録として残る昭和32年以降の統計で過去最少となった。平成22年に103件まで減少し、その後は増減を繰り返していたが昨年は前年より23.6パーセントも減少した。同署では今後も安心、安全な根室市の実現を目指して犯罪の減少に向けた防犯活動を推進していく。

 同署がまとめた平成29年の市内の刑法犯認知件数・検挙件数によると、認知件数は前年を23.6パーセント、26件下回る84件で3年ぶりに減少した。

 凶悪犯はなく前年比3件減。暴行、傷害、脅迫、恐喝などの粗暴犯は28件で同2件増。侵入窃盗、自動車盗、万引きなどの窃盗犯は31件で同14件減、詐欺、横領、背任などの知能犯は3件で同3件減。風俗犯が2件で同1件増、その他が20件で同9件減となった。

 検挙件数は凶悪犯1件、粗暴犯25件、窃盗犯9件など全体で47件となり、前年より3件少なかったが、認知件数が大きく減少したことから検挙率は前年より10.4ポイント上がって55.9パーセントとなった。

 根室署管内(根室市)の刑法犯の認知件数は、平成16年以前は年間300件前後だったものの、19年には160件とほぼ半減。22年には103件まで減少した。ところが23年には9件増の112件、24年には128件と2年連続で増加。25年111件、26年107件と再び減少に転じていたが、同27年は110件と3年ぶりに増加。増減を繰り返し、28年は前年と同数だった。

 犯罪の発生件数には市全体の人口減少など社会的背景が無視できないものの、刑法犯がここ十数年の間に3分の1以下に減ったのには、平成10年の根室市安全で住みよいまちづくり条例の制定、これに基づく根室市安全で住みよいまちづくり推進協議会の設置などを契機に防犯活動が強化されてきたことが大きい。

 青色防犯パトロールをはじめとした地域における自主防犯活動の活発化、協議会のもとに関係団体との連携を強化したまちぐるみでの活動が成果として表れた結果と見ることができる。

 根室警察署では「粗暴犯は前年に比べ増加したが、住民が身近に不安に感じる窃盗犯は減少した。今後とも関係機関、団体と連携しながら、さらなる犯罪の減少を目指して活動していきたい」と話している。

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