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函館新聞

婚活支援組織「ジュノール」2月発足 福岡などで実績

 人口減少対策や少子化の抑制につなげようと、民間主体の非営利の婚活支援組織としてNPO法人「はこだて出会いサポートセンター ジュノール」が2月に発足する。理念に賛同した函館近郊の企業経営者や有識者らが設立メンバーとなり、4月には事業拠点を開設予定。既に福岡県などで実績を上げているマッチングシステムやノウハウを取り入れて、結婚を希望する道南の人たちに出会いの機会を提供する。  ジュノールは、2006年から行政が主導して婚活事業を進めた茨城県の先進事例を参考にした婚活支援事業。15~17年に静岡市や福岡県北九州、福岡、宗像の3市に相次いでサポートセンターを開設し、民間主体で各地域の行政や経済界を巻き込んだ取り組みで、将来的には100拠点化を目指しているという。  この取り組みを知ったリード不動産(千歳町)会長の渡辺友子さんが函館での呼び掛け人となり、昨年夏ごろから設立の準備を進めた。渡辺さんは「人口が少なくなり、これから未来の若者たちは大変なことになる。この事業は社会への恩返し。大好きな函館を活性化するお手伝いをしたい」と話し、市内近郊の経営者や学識経験者らが趣旨に賛同。法人では、いずれも無報酬の役員として、理事長に渡辺さん、副理事には道教育大学名誉教授の佐々木馨さんらが就任する予定。  非営利の取り組みで、会員に必要な経費は年会費の1万2960円(税込み)のみ。詳細なプロフィルや相手への条件といった登録データは会員のみが検索、閲覧できる。マッチングシステムによって、自分との共通点の多い相手と出会いやすくなり、実際に面会するにはセンターの仲介を必要とする。  函館では、年内に登録者500人を目指して活動する計画で、定住人口の安定に向けて、中高年層の希望者も受け付ける予定。さらに「ボランティア精神を持っておせっかいを焼く人」による活動のサポート組織「L&Gキューピット会」をつくり、独身者に会員登録を促してもらう。  今後、会員募集方法などの詳細を決めて事業を進めていく。渡辺さんらは「結婚したい気持ちがあっても『出会いの場がない』という話は聞く。結婚後も相談に応じられる体制を作っていきたい」と話している。(今井正一)

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