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苫小牧民報

安平・道の駅に「キハ183系」を クラウドファンディングで資金集め

安平町での保存を目指しているキハ183系初期型=北海道鉄道観光資源研究会提供

 鉄道愛好者らでつくる北海道鉄道観光資源研究会(永山茂代表)は、今年3月に引退する旧国鉄が開発した「キハ183系」の初期型の先頭車両を保存しようと、インターネットで出資を募るクラウドファンディングで資金を集めている。保存先は2019年春にオープンする安平町追分地区の道の駅「あびらD51(デコイチ)ステーション」で、蒸気機関車D51―320号機の隣に置く計画だ。すでに第1目標額の83%に達する資金が寄せられている。

 保存を目指すキハ183系の初期型は旧国鉄時代の1979年に開発され、函館と釧路を結ぶ特急「おおぞら」などとして運転された。現在、残っているのは5両。札幌―網走間の特急「オホーツク」の代替車両や特急旭山動物園号などに使われているが、今年3月のダイヤ改正で役目終える。

 研究会は「振り子式特急ができるまで、道内の都市間輸送の主役だった」というこの車両を後世に残そうと、今年1月1日からクラウドファンディングで資金集めを開始。期間の3月30日までに610万円の資金を募る。JRからの購入費や塗装費、運搬費に充てていく。達成した場合は、さらに2両目の購入を目指して、目標額を1100万円に引き上げる。2両目は町鉄道資料館に保存する計画だ。

 安平に決まったのは、鉄道資料館から道の駅に移設されるSL「D51―320号」機の維持管理をしている町追分SL保存協力会のメンバーが町と研究会を取り持ったことがきっかけ。町も活動に賛同して決まった。追分地区は国鉄の「追分機関区」があり、鉄道のまちとしてにぎわっていた。研究会では設置後、車両の維持管理を担う「キハ183・特急おおぞら保存会(仮称)」を立ち上げていく。研究会事務局次長の矢野友宏さんは「SL保存協力会からアドバイスをもらいながら車両整備の技術を継承し、さらに連携して鉄道の歴史や魅力を多くの人に伝えていきたい」と話している。鉄道イベントの開催も視野に入れている。

 車両は、クリーム色と赤色の国鉄時代の色に塗り直して展示する。

 資金は24日午前11時半までに508万5000円が集まっている。支援してくれた人にはキハ183系初期型のミニ写真集、安平町特産のチーズやアサヒメロンなどを送る。

 クラウドファンディングのアドレスは、https://readyfor.jp/projects/kiha183ozora

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