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函館新聞

ひな人形きれいに飾り付け 江差で3日から公開【江差】

約200セットのひな人形が展示される「ひな語り」に向け、飾り作業を手伝う江差中の中学生

 全国から寄せられたひな人形200セットを「いにしえ街道」の一帯で展示する「江差北前のひな語り」が3日にスタートする(3月18日まで)。30日には江差中学校、江差北中学校の生徒たちがひな人形の展示作業を手伝うボランティア活動を行った。

 「ひな語り」は実行委、町歴まち商店街協同組合の主催で、今年で7回目。冬の商店街をひな人形の彩りでにぎわいを生み出そうと、地元や道内外の家庭から愛娘が大きくなったり、結婚したりなどして不要になったひな飾りの寄付を受け200セットが集まった。今年は拠点会場である江差町会所会館と壱番蔵をはじめ、いにしえ街道の商店や町役場など64カ所で展示される。

 現代では、核家族化やアパート・マンションなどに十分なスペースを確保することが難しい事情もあり、ひな人形を飾る風習が薄れつつある。この日作業した中学生は初めて作業する生徒も多く、ひな人形の配置や衣装、小道具などに悪戦苦闘しながら飾り付けを行っていた。

 町会所会館で作業した江差中2年の宮森未祈(みのり)さん(14)と田渕望愛さん(同)は「初めての作業で難しかったが、きれいに飾ることができてよかった」(宮森さん)「細かい部分もきれいで、たくさんのひな人形が好きな人に見に来てもらえたら」と話していた。

 期間中の3月11日には茶道宗偏流江差会によるお茶会(午前11時~午後3時、中村家)や、お琴演奏会(午後2時~同3時、町会所会館)などのイベントが行われる。また、「つるし雛飾り教室」(2月毎週水曜午前10時~午後3時、参加料300円)なども催される。坂本ゆみ実行委員会総括は「200セットを展示するので、中学生のボランティアはとても心強かった。女性向けを中心にさまざまなイベントも行われるので、閉じこもりがちな冬に外出してもらうきっかけになれば」と来場を呼び掛けている。

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