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日高報知新聞

新ひだかの観光産業提言

【新ひだか】北海道情報大学(江別市)経営情報学部先端経営学科の学生7人が昨年8月にゼミ合宿で来町し、新ひだか町の観光産業について学習した報告書が29日、同大の福沢康弘准教授から新ひだか観光協会の下条道寿事務局長へ提出された。

 先端経営学科では、IT利活用の実践的な知識とスキルを身につけた学生が経営学を学んでおり、福沢准教授が新ひだか町と縁があることから、昨年8月18日から1泊2日の日程でゼミ合宿を行った。

 学生たちはJR静内駅に隣接する新ひだか観光協会で佐藤雅裕会長や新ひだか町商工労働観光課の荻原一誠主幹らに新ひだか観光の課題、強化していきたい点などの説明を受け、観光協会売店やスイートますや、静内温泉などを巡って町内の特産品を調査。19日は観光周遊バス「ロマン・ロード号」に乗車して、町内や新冠町の種馬場などを見学した。

 11月に研修で体験した観光についての感想や提言をまとめ、今後の新ひだか観光のあり方を探る報告書を作成し、12月に福沢准教授へ提出した。

 報告書は①合宿の内容②新ひだか観光の現状と課題③ロマン・ロード号の観光内容と課題④競馬と新ひだか経済の関係⑤これからの新ひだか観光への提言―の5章仕立て。

 競馬に興味のある人とない人でロマン・ロード号の運行を分けたり、交通アクセスを広く周知したり、ツイッターなどのSNSを活用して景勝地を発信するなど、若者の視点から提言をまとめた。

 新ひだか観光協会を訪れた福沢准教授は「コアな競馬ファンのためにはロマン・ロード号は良いと思うが、競馬ファン以外をいかに新ひだかに呼ぶかということを考えると違うプログラムも必要だと学生たちは感じたようだ」と説明。下条道事務局長は「学生たちの意見や他の地域の方の話を聞く機会が少ないのでとても参考になる。一般の方たちを呼び込むために何が必要か考えたい」と感謝していた。

 福沢准教授によると、今年度の研究を引き継ぎ、来年度も町内でゼミ合宿を実施する考えだ。

ゼミ生がまとめた報告書を下条道事務局長(左)へ手渡す福沢准教授(右)

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