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根室新聞

"がりがり"厳寒の風物詩 ふのり漁始まる【根室】

ガリガリと大きな音を響かせながらふのりを採取する漁業者ら

 厳寒期の風物詩となっている歯舞漁協地先前浜での「ふのり漁」が6日から始まり、防寒装備の漁民たちが岩場に着生した「ふのり」を、独特の漁具でかきむしるガリガリという音が響き渡った。

 太平洋沿岸の同漁協前浜は「ふのり」の好漁場。香り、味ともに漁民が自慢するほど良質品が着生することで知られ、味噌汁や酢の物などに人気が高い。

 昨年12月に開かれた総代会の中で、事前に各地区の前浜で行った聞き取り調査、着生調査の結果や、潮回りなどを踏まえ、解禁日を昨年(1月21日)より一週間遅い1月28日に決定していたが、高潮や潮回りなどから延期され、6日から操業が始まった。

 この日は天候に恵まれ、比較的暖かい中での解禁となり、歯舞地先の海岸周辺には近くの漁民や漁家の主婦らが集まった。午前11時の開始とともに一斉に岩場を漁具のゼンマイでガリガリとかきむしる大きな音が響き渡った。

 採取を行った漁業者は「きょうは作業を行うには暖かくて良い。着生はバラつきがあり、生育は少し短い」などと話していた。

 採取されたふのりは7日から歯舞市場で市場職員、アルバイトの女子作業員らによって袋詰め作業が行われる。

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