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苫小牧民報

千歳市、11年ぶり2冠達成 北海道広報コンクール

特選の「広報ちとせ」を手にする(左から)石澤係長と阿部主任

 千歳市の広報紙「広報ちとせ」2017年11月号と8月号が第64回北海道広報コンクール(実行委員会主催)の広報紙の部、広報写真(1枚写真)の部それぞれで最高賞に当たる特選を受賞した。市広報広聴課の特選2冠達成は06年度の第53回以来、11年ぶり。制作する担当者は「皆さんのご協力のおかげ」と感謝を表している。特選作品は今年の全国コンクールに推挙された。

 道や道市長会、道町村会合同の広報広聴技術研究会が中心となり、1952年から続く伝統のコンクール。今回は2017年1~12月の発行分を対象に、全体で43団体から94点の応募があった。

 「広報ちとせ」の編集者は同課広報係の石澤敦係長と阿部さやか主任。外部委託せず、企画から取材、原稿執筆まで手掛ける自主制作だ。今回は受賞した2部門の他、組み写真の部へ計3点を応募していた。

 審査会は9日、講評を発表。広報紙の部で特選に輝いた11月号のメインテーマは「子育てするなら千歳市ですか?」。講評は「表紙の写真、デザインが共に秀逸」「子育て支援の状況を丁寧な取材で立体的に構成し、読者の共感を呼ぶ」との内容だった。広報写真の部(1枚写真)で特選を受けた8月号には「消防士の職務に対する真剣さと緊張感がとても良く伝わる」「見る者を引き込む思いの強さを感じる」とのお墨付きがあった。

 「子育て」テーマの11月号は母親に抱かれて瞳をカメラに向ける赤ちゃんを表紙に据えた。紙面では市の取り組みの他、子育て支援センター(ちとせっこセンター)職員や市内で子育てを支援する団体、企業の話を紹介した。石澤係長がこども政策課に企画を立て、市の政策標語「子育てするなら、千歳市」の検証を軸にした構成とし、思いを持って行動する人や組織を幅広く取り上げた。

 広報写真の部に提出した8月号の写真は、防火服の特集で撮影の合間、ヘルメットを外した男性消防士の一瞬の横顔をファインダーに捉えた。石澤係長は「7月の猛暑の中、汗を流しながら取材に協力してくれました」と振り返る。

 受賞を受けて「広報には『広く報いる』意味があり、頑張る人を広く紹介して皆さんに報いることができれば」と石澤係長。阿部主任も「読んでいただいて市政に関心を抱いてもらえる広報紙にしたい」と気持ちを新たにした様子。同課の新谷正課長は「難しい言葉を使わずに、若い世代にも読んでもらえる分かりやすい広報づくりを進めたい」と話している。

 全国コンクールの審査結果は5月に発表される。

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