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苫小牧民報

スマイルJ「お帰りなさい」 苫小牧、札幌組が記者会見-平昌五輪から帰道未入力

「感謝の気持ちでいっぱい」

 女子アイスホッケー日本代表「スマイルジャパン」の苫小牧、札幌メンバーが27日、新千歳空港内で会見を行い、韓国平昌五輪(25日閉幕)での激闘を振り返った。FW大澤ちほ主将(道路建設ペリグリン)は「たくさんの応援、サポートを頂き、感謝の気持ちでいっぱい。結果で恩返しできず残念だが、これから恩返しできるように頑張っていきたい」と述べ、4年後、北京五輪での目標に「メダル獲得」を掲げた。

 冒頭であいさつした北海道アイスホッケー連盟の石橋弘次会長は「厳しい練習を経て、(順位決定予備戦で)スウェーデンに勝利し、スイスとも互角の戦いをした。日本の女子が世界のレベルに到達した歴史的な五輪だった」と称賛。4年後の北京五輪に向けて、「新たなスタートを切って大きく飛躍して」と今後の期待を込めた。

 大澤主将は印象に残っている試合について、初戦のスウェーデン戦を挙げ、「自信を持って臨んだが、勝ち切れなかった。世界の壁は厚いなと改めて感じた」と話す一方、「私たちのディフェンスゾーンの守りは通用すると感じた。守備の時間を短くし、攻撃につなげる。そこは継続していきたい」と今後の手応えも口にした。

 ただ、どの試合もシュート数で上回りながら勝ちに結びつけられない「決定力不足」が大きな課題として残った。大会を総括した飯塚祐司コーチは「スコアリングチャンスをつくる能力はこの4年で上がり、FWとDFの連動性ある攻撃ができた」と前置きした上で、「一番の課題はフィニッシュのシュート。一つのタイミングの遅れやいい形になってもシュートが上がらない、狙ったコースに行かなかった」と指摘した。

 今回対戦したスウェーデンやスイス、他国の試合も観戦し、「外国の選手はフィニッシュの精度が高く、(コースの)空いているところに確実に打ってくる。精度の高いハイショットを打っていかなければ勝っていけない」と痛感した様子。さらに「シニアだけではなく、ジュニア世代からやっていかなければいけない」とも強調した。

 代表活動はここでいったん終了。メンバーはそれぞれの所属チームに戻り、3月に行われる日本リーグ(スマイルジャパンリーグ)=9~11日、帯広市=と全日本選手権大会(A)=22~25日、札幌市=で火花を散らす。

戦いを終え、笑顔で帰ってきた藤本もえこ選手(前列左)、獅子内美帆選手(同右)らスマイルジャパンのメンバー=27日午後6時50分ごろ、新千歳空港

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